◆明治安田J1リーグ ▽第1節 東京V1―1川崎(9日・味の素スタジアム)

 ホームの東京Vが川崎と1―1で引き分けた。

 前半は川崎に主導権を握られる展開となったが、全員のハードワークで無失点で切り抜ける。

ハーフタイムには、城福監督が「怖がっているのか、疲れているのか、やれないんだったら代わってくれとかなり強く言いました」と振り返ったように、ゲキを飛ばされると、後半1分にスコアを動かす。

 FW染野のボールキープからFW松橋がFW福田へ横パスを送り、福田が左足シュート。川崎のGKブローダーセンにセーブされるも、こぼれ球をFW染野が折り返し、新加入のMF溝口が左足で押し込んで先制点を奪った。

 しかし、その後は川崎に再び攻勢を許し、後半アディショナルタイム6分に自陣でのクリアミスから、途中出場のFWロマニッチに同点弾を許して、1―1に引き分けとなった。

 指揮官は「お盆のさなかに今シーズンに期待して来てくれたサポーターと喜べなくて非常に悔しいです。後半になれば必ず我々の時間になると思っていたので、あの時間帯で2点目を取れないのが今の我々の課題だと思う。決定的なシーンがいくつかあったと思いますけど、取り切れず、最後のアディショナルタイムの時間の過ごし方とか、まだまだこのチームは若いので、最後のところでどういうプレーをするべきか、ちょっとそこはまだ未熟さが出たかなと思います」と悔しさをにじませた。

 続けて「交代選手を見たら、実績と経験値は比較にならないのは承知していましたけど、それを反骨心に変えて勝ち点3を取りたかったですけど、経験値の差が出てしまった。そこは素直に認めるしかない。こういう試合でどう勝ち点3を奪い取っていくかという意味ではこれを学びにしないといけないですし、次の試合に生かせないと、今年は昇降格があるシーズンなので、失った勝ち点2は非常に大きいと思います」と厳しい表情は変わらず。次節は国立で柏と激突。リカバリーパワーを発揮し、失った勝ち点2を力に変えて、今季初勝利をつかむ。

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