リヴァプールを離れたエジプト代表FWモハメド・サラーの移籍先は、トルコの強豪トラブゾンスポルに決定した。34歳となった彼は2年契約を締結し、2028年までヨーロッパでのキャリアを続けることを選択した。
サラーには以前からサウジアラビアやMLSから強い関心が寄せられており、彼に支払われる年俸も非常に大きなものになると予想されていた。それだけに、最終的な移籍先がトルコとなったことは大きな驚きをもって受け止められている。
なお、『BBC』などによると、トラブゾンスポルはサラーに年俸1450万ポンド(およそ29億円)を支払う。さらに、サラー関連のグッズ売上の20%を受け取る契約も含まれているという。また基本給に加えてボーナスが設定されており、総額では年間1900万ポンド(およそ37億円)前後に達する可能性も報じられている。
それでも、世界最高給の選手たちと比べればトップクラスではない。クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマを筆頭に、サウジアラビア勢が世界の給与額ランキングのトップを占めているほか、アメリカのクラブも非常に大きな投資を行っている。
ただ、サラーが最優先したものは、金銭だけではなかったようだ。トラブゾンスポルは昨季のトルコ・スーパーリーグを3位で終えており、国内カップも制覇したクラブ。今季はUEFAヨーロッパリーグのプレーオフに参加する予定だ。
勝ち上がれば本大会、敗れてもカンファレンスリーグへ回る可能性があり、サラーにとってはヨーロッパのカップ戦を戦い続けられる点が大きかったとみられるという。
トルコではベシクタシュ、ガラタサライ、フェネルバフチェの「ビッグ3」が強大な力を持っており、リーグの上位を独占することが多い。
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サラーにとっても、最高額の給与を求めるのではなく、欧州に残りながらカップ戦を狙える環境を選んだ形となったとのことで、お互いのニーズが合致した結果であったようだ。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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