俳優の渡哲也さんが2020年に肺炎のため78歳で亡くなってから、10日で6年になった。七回忌に合わせて、7日には渡さんの言葉を集めた書籍「渡哲也 自分に生きる120の言葉」が発売。

Amazonの芸能人評伝カテゴリで売れ筋ランキング1位となる日もあるなど、売れ行き好調だ。

 同書を出版した青志社の阿蘇品蔵(おさむ)代表取締役は、スポーツ報知の取材に「順調にスタートできた。渡さんはペラペラしゃべる方ではなかったが、文章にするとハッとする言葉を残している。単なるタレント本ではなく言葉の強さを持っているので、いろんな意味で考えさせられる箴言(しんげん)集になっている」と手応えを示した。

 同書には生前の渡さんによる「気楽に構えるほど、人生は長くありません。あせるほどに短くもない。人生の価値は時間の長短ではなく、いかに日々を燃焼して生きていくか、その温度にあると私は思うのです」、「プロとは“見せる”ことだと思います」など、珠玉の言葉が収められている。

 約55年間寄り添った妻・俊子さんへの思いを込めた言葉も。母・雅子さんに抱っこされた赤ん坊の頃の一枚や、青学大4年時の64年に日活からスカウトされた頃の秘蔵写真などを交え、272ページにわたって掲載されている。

 渡さんと79年に出会い、その人柄に魅了された石原軍団の後輩・舘ひろし(76)の特別寄稿「僕の人生を変えた渡さんの『言葉力』」も収録されている。

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