◆第21回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会第3日(10日、長嶋茂雄記念岩名球場ほか)

 3回戦が行われ、巨人女子チーム(東京)はINFINITY(埼玉)を8―0の5回コールドで破って8強入りした。

 前日の初戦に続き投打で圧倒した。

2回、滝石かの子の中適時三塁打で先制すると、打者一巡の猛攻で6点、3回にも2点を加えた。先発の高卒ルーキー・菊田波音(はのん)は3回を無安打4奪三振、4回からは桑沢明里(めいり)が2回を6奪三振でパーフェクトリレーした。菊田は試合前に極度に緊張していたことを明かして「後ろに先輩方がいるので、置きに行かないで腕を振っていきました。ストレートで押せたのが良かった。トーナメントの大会で任せられたのを自信にしたい」と笑顔をみせた。

 桑沢は6月のGT交流戦で女子最速の133キロを出しているが、この試合では128キロ止まり。それでも80キロ台の変化球を交えて翻弄した。決勝までを見据えて全力は出さず、感触を確かめたと明かして、「いつ、どの場面でも出られるように」と語った。昨年入団してからチームは全国優勝しておらず、頂点に立ったのは中学の軟式野球の時のみ。「あの(日本一の)景色を知っているんで、絶対取りたいです」と語った。

 これでこの大会2試合ともコールド勝ち、計9回を無安打に抑えている。11日の準々決勝は、同じヴィーナスリーグのライバル・エイジェック(栃木)と対戦。

その後も強豪が控えていて、厳しい戦いが予想される。隠善智也監督は、前日見られたナインの固さが和らいできたとして、「トーナメント戦は流れをつかむことが大事なので、気負うこと無く自分の野球をしてもらいたい」と、2年ぶりV奪回へ意気込みをみせた。

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