◆米大リーグ Dバックス―ドジャース(8日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が8日(日本時間9日)、中6日で敵地・Dバックス戦に先発。7連敗中のチームを救うべくマウンドに上がり、5回2/3を3安打無失点6奪三振と好投したが、打線の援護なく12勝目はお預けとなった。

 この日は侍ジャパンが世界一に輝いた23年WBCで同僚だったヌートバーと昨年6月以来2度目の対戦。初回2死一、二塁で迎えた初打席は初球のカットボールで二ゴロに仕留めた。4回の投球前にはサイン伝達機器「ピッチコム」に不具合が起きたのか、マウンド上で機器を外して確認する“アクシデント”もあったが、難なく三者凡退。1死からヌートバーと2度目の対戦ではスプリットで空振り三振に斬った。

 0―0の5回。先頭のタワに左前打を許すなど1死一、二塁のピンチを招いた。ここで再び「ピッチコム」を気にする場面があったが、1番ペルドモをカーブで見逃し三振。2番キャロルは97・8マイル(約157・4キロ)直球で見逃し三振と連続Kで切り抜けた。

 6回。先頭モレノの左前打、4番マルテの四球で無死一、二塁と再び得点圏に走者を背負った。5番ヌートバーはカットボールで二直に打ち取って1死。「VSヌートバー」は3打数無安打で通算6打数1安打3三振とした。

続くアレナドは7球目のカットボールで左飛。球数が107球となったこともあり、ここで降板となった。代わった2番手フィリップスがタワを右飛に料理すると、山本は拍手で右腕を出迎えた。

 山本は前回1日(同2日)の本拠地・Rソックス戦では、オリックス時代の盟友・吉田正尚と夢の初対決が実現。2回の初打席で見逃し三振を奪うなど3打数無安打に封じ、8回4安打3失点と好投も援護なく7敗目を喫していた。

 メジャー3年目の今季は試合前の時点で20試合で11勝7敗、防御率2・76。この日で2・65まで良化した。昨季まで2年連続サイ・ヤング賞のスクバルが加入したが、ドジャースのエースは山本ということを自身の投球で証明していく。

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