俳優・岡本圭人(33)の2週連続インタビュー後編。アイドル活動や海外留学など、経験の全てを力にしている。
俳優一本で活動する前は、Hey!Say!JUMPの一員だった。2007年のCDデビューから華々しく活躍したが、2018年から約2年半にわたり芸能活動を休止。米国の名門演劇学校に留学した。
「昔からとてつもなく恵まれている環境にいた。父親(俳優の岡本健一)やグループがいるからこその自分なのは分かってはいたけれども、違うところで認めてもらいたい気持ちもあった。(当時と同じ)25歳の頃の父親や、グループのメンバーと比べてしまっていた。自分自身をよく見てくれる海外で挑戦してみたかった」
考え込むことが多く「めちゃくちゃ不器用で、一つのことしかできない」性格。世界中から集まったクラスメートの熱意を知れば知るほど、演劇への思いが強まっていった。悩んだ末に、グループを卒業する結論に至った。
「何かを成し遂げたかったのかな…」と当時を思い返したが、グループの活動で役立ったことを聞くと「全部」と即答した。
「演技でも経験は絶対に生きているし、お客さんが来てくれていることもそう。
6~7月に事務所史上初となるソロでのドームツアーで20万人を動員した山田涼介に話が及ぶと、ライバルではないとしつつも「すごいっすよね、山ちゃん。ドームなんて、すごいなあ…」と頬を緩めた。
「昔は『悔しい』というふうに思っていたけれども、今は(活躍が)すごく誇らしいし、自分ごとのように感じる。舞台の稽古があって行けなかったけど、本当に見に行きたかった。そこまでできる人だと思っていたし、知っていたし。だからこそ自分も頑張らないと。自分が刺激を受けるように、向こうにも刺激を与えてあげたい」
今夏からは、沖縄で保護されて人間におびえる犬を自宅に迎えての共同生活がスタート。「母が保護犬活動をしているので興味があった」と、フジテレビ系「坂上どうぶつ王国」(金曜・後7時)の密着企画に出演している。
「ワンちゃんと一緒に住み始めると、自分が稽古の合間であってもいい生活をさせてあげたい。ご飯を作ってあげるとか、起きたらこれをする、っていうことがなかったので幸せ。自分の人生も豊かにもなるし、いいことだな。犬の管理栄養士の資格も勉強してます」
今年は演出家との縁で、フランスの俳優ジャン・レノ(78)と交流する幸運も得た。
◆岡本 圭人(おかもと・けいと)1993年4月1日、東京都生まれ。33歳。2006年事務所入所。11年TBS系「3年B組金八先生ファイナル」でドラマ初出演。俳優に専念した21年に「Le Fils 息子」で舞台単独初主演。25年に第59回紀伊國屋演劇賞で個人賞を受賞。現在は舞台「月を抱く人魚」(23日まで)に主演。10月開幕の舞台「兄おとうと」にも出演する。血液型O。

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