◆JERAセ・リーグ 巨人1―5阪神(12日・東京ドーム)
誰もが認める勝利の立役者の再登場に、左翼席から大歓声が送られた。阪神・佐藤輝明内野手(27)は初回の先制打に加え、今季3度目の1試合2発と大暴れ。
メモリアルな一打が試合を決めた。1点を返され4―1となった直後の7回先頭。船迫の2球目の直球をを振り抜き、右中間へ26号ソロを運んだ。通算150本塁打を達成し、ベンチ前で記念のボードを受け取ると「もう本当にうれしい」と満面の笑み。入団1年目が阪神の選手では、27歳4か月での到達は掛布雅之の25歳1か月に次いで2番目の年少記録で、762試合目は歴代4位のスピード記録となった。3回には森下がバックスクリーン右へのソロ本塁打を放り込むと、呼応するように右翼席へソロを運んだ。弟分とのアベックアーチは2試合連続、2者連続弾は今季2度目となった。
背番号8は夏バテ対策もばっちりだ。「バランス良く、とにかく量を食べるようにしています。基本3食ですけどサプリメントも取ったり」と試合中も筋肉の合成と回復を促すアミノ酸EAAを摂取するなど工夫。チームでただ一人、全試合スタメン出場を果たしている。
2年連続で球団最多タイとなる東京Dでの巨人戦9勝をマークし、貯金は今季最多の13、2位との差は同最大タイの2ゲームに広げた。最短で15日に優勝マジックが点灯する。藤川監督は「また明日、一丸となって勝負したい」と先を見据えた。「明日も勝つつもりで全力で立ち向かっていく」とサトテル。猛虎の勢いは止まらない。(藤田 芽生)










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