◆JERAセ・リーグ 巨人1―5阪神(12日・東京ドーム)

 巨人は2連敗で首位攻防3連戦の負け越しが決定。首位・阪神と2ゲーム差に広がった。

今季の阪神戦はこれで7勝12敗となり、東京ドームでは2勝9敗。阪神戦のシーズン本拠地9敗は1952年のフランチャイズ制以降では、昨年に並ぶ球団史上ワーストとなった。

 序盤から劣勢を強いられる展開。今季チームトップ10勝を挙げている先発・井上は初回1死一塁から森下に左前打を許すと、続く佐藤に左前へ先制適時打を浴びるなど2点を失った。0―2の3回は1死から森下、佐藤に連続ソロを献上。5回8安打4失点で6敗目となった。1―4の7回は3番手・船迫が佐藤に右中間席へソロを被弾した。打線も6回に記録したダルベックのソロのみで1点に終わった。

 橋上監督代行の試合後の一問一答は以下の通り。

 ―3番森下、4番佐藤に本塁打を献上。

 「もちろん対策を練りながら細心の注意を払ってはいるんですけども、なかなか結果として表れず。気持ちよくホームランを打たせてしまうとなかなか難しいですよね、試合としては」

 ―プラン通りにいった部分もあったか、いかない部分も多かったか。

 「結果だけ見るとプラン通りになかなかいっていないようなところはあるとは思うんですけど、あとはプラン通りできるかできないかの技術的なものもあるでしょうし、メンタル的なものもあるでしょうし。なかなか立てた対策がきっちり実行できるか難しいところもあると思うんですよね。ただ、少しでも次への手がかりがあるといいかなと思います。リーグ戦で戦うのはそういったところが大事かなと思います、一発勝負じゃないので」

 (続けて)

 「ただ、注目していただいているこの3連戦で2試合とも一方的なゲーム展開になってしまったことが本当に指揮を執る身として非常に申し訳ないなと思います。たくさん応援していただいている中でファンの方に落胆の色ではないですけども、そういう思いをさせるのは申し訳ないなと思っています。明日もう1試合あるので、しっかり切り替えてもう一回できる範囲の対策を立てながら、少しでもこちらの戦いに有利になるようにしていければなと思っています」

 ―初回の守備を含めてバタバタした部分はあったか。

 「やはり先発ピッチャー自体がちょっと浮足立っているような感じは受けましたね。ですから、もしかしたらチーム全体にもそういった雰囲気が出てしまったのかなと。井上投手も本来のピッチングではなかったような気がします。これが技術的なものなのか、メンタル的なものなのかは、もう一回検証する必要があると思います。これだけ勝ち星を今年挙げてきたピッチャーですから、技術的なものというよりは、もしかしたらメンタル的なもので何かクリアしなきゃいけないところがもう一段階あるのかなというような気もします。慎重になりすぎたところもあるかもしれないですし、そういったものも、まだ若い投手ですから経験の1つとして、何でも経験として次に生かしてもらえればというふうには思います」

 ―井上は阪神と相性がよくない部分もある。

 「たぶん自分自身もそういうのはあったと思うんですよね。ですから、逆にプレッシャーになってしまったのか、慎重すぎたのかというところ。慎重になるのはもちろんいいことなんでしょうけども、やっぱりどこかで割り切って大胆に行かなきゃいけないところも確かにあると思うんで。慎重、慎重ではどんどん自分の方が苦しくなると思いますので。やっぱりどこかで割り切って、打たれることももちろんあるんでね。打たれないようにという思いばっかりでは、なかなか難しいと思うんでね。ある程度、打たれたらしょうがないぐらいのところに切り替えられるようであると、またいいのかなという気がします。実際バッターは打っても3割ぐらいなので。ほとんどが凡打なわけですから、そこをピッチャーの優位性をもう少し強く持てるようになるといいのかなと思います。バッターサイドからすると、そういうふうに思います」

 ―5番に石塚を起用。

 「もちろん打撃の状態も良くなってきているのもありますし、他のバッターとの兼ね合いということで、少しずつ打順が上に上がってきている。今日は5番という形になりました」

 ―打線全体の対高橋をどう見ていたか。

 「徹底できているところとできてないところが。ただ、点差がちょっとついてしまったので、なかなか難しいところがあったと思います。昨日もそうですけども、それほどたくさん点が取れるピッチャーではないと思いますので、やはりロースコアの中でやっぱり1点をどうしのぐか。1点をどうやって取るかというような戦いにならないと、なかなか今のうちの打線では勝機が見えてこないのかなという気がしますね」

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