パ・リーグ 日本ハム2―5西武(12日・エスコンフィールド)

 北の大地の心地よい風に乗り、西武・小島の打球が右中間最前列に飛び込んだ。7回2―2同点に追いつきなおも1死二、三塁。

「頭にはあった」という島本の130キロスライダーを捉え、勝ち越しV弾となる6号3ラン。今季初、敵地ナイターでの屋根が開いて行われた試合。風をも味方につけ「結果的にいいルーフオープンデーになったかな」としたり顔を浮かべた。

 遠征先でよく共に外食に行く1学年上の渡部が、「左眼窩(がんか)底骨折」によって10日に離脱。「野球をやりたくてもできない状況。その分までグラウンドで暴れることができたら」と、仲間の思いも背負ってがむしゃらにバットを振る。

 チームは直接対決に連勝し、2位をキープ。「ずっと勝負強いバッターを目指してる」という小島は、今季の6本塁打中3本が決勝弾だ。有言実行を体現するルーキーが、日に日に存在感を増している。(大中 彩未)

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