◆第108回全国高校野球選手権大会第12日▽3回戦 横浜―霞ケ浦(16日・甲子園

 2年ぶり4度目の出場となった霞ケ浦(茨城)が横浜に逆転負けを喫し、初のベスト8進出を逃した。

 6回1死一、三塁のピンチから、満を持してエース右腕の稲山幸汰(3年)がマウンドへ。

相手応援歌を口ずさみながら投球する場面もあり、140キロ前半の直球にスライダー、フォークを織り交ぜ力投するも、3回2/3を5安打2失点と横浜打線に屈した。

 稲山は当初、今夏限りで野球を引退する意向だったが、県大会決勝終了後には「30%は続けようかな」と大学でのプレー続行へ、揺れる思いを明かしていた。

 横浜に敗れた後、進路について問われると「大学には進学しようと思っているんですけどそれ以外は…。(野球を継続するかは)分からないです。やるんだった上を目指したいです」と聖地で2勝を挙げたものの、まだまだ悩める胸中を明かした。

 高橋祐二監督は「本当にあまり欲のない子ではありましたが、コツコツと練習をして、スピードも148キロまで出るようになって。今日で野球を終えるみたいですけど、大学で野球もやってもらいたいと思っていて、やらないと本人が言ってるんでね。そういうものも含めて今後期待したい」と稲山の人生にエールを送った。

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