レスリング男子グレコローマンスタイルの愛知・名古屋アジア大会(9月)、世界選手権(10月、カザフスタン)日本代表が25日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿を公開した。

 愛知・名古屋アジア大会代表で24年パリ五輪77キロ級金メダルの日下尚(マルハン北日本)は、今月上旬の群馬・草津合宿中に右肘を痛めたが、順調に回復し、約2時間、精力的に練習を行った。

「草津合宿の途中で痛めてから久しぶりに練習してきつかったっす。焦りはないことはないですが、悩んでも仕方ない。徐々に徐々に上げていく一歩目なんで」と慎重に語った。

 合宿では、自身でも「弱点」と話すグラウンドをテーマに練習を重ねる。「弱すぎるし、そこを外国人も狙ってくるので。グラウンドは今回の合宿だけでなく、最近の練習で意識している」と克服に取り組んでいる。

 世界選手権には出場せず、愛知・名古屋アジア大会に絞って臨む。それだけに自国開催にかける思いは強い。「いろんな国際大会を経験してきて、オリンピックとか終わったあとに応援の力を感じた。この先のレスリング人生であるかないか。それを日本の応援してくださる人に見せられる機会。日本開催は32年ぶりで32年間の人は経験できなかったことなので、恵まれているじゃないですけど、運がいいなと」と思いを吐露。

目標を聞かれると「色気を出したらだめ。良くも悪くも日下尚のスタイルを貫きたいなと思っています」と決意を伝えた。

編集部おすすめ