大相撲の夏巡業が28日、茨城・つくばみらい市で行われた。秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)で大関取りの関脇・熱海富士(伊勢ケ浜)は横綱・大の里(二所ノ関)と11番連続で相撲を取って、5勝6敗と善戦した。

 横綱から稽古相手に指名されると、癒やし系の優しい表情が変わった。熱海富士は大の里に左上手を切られたが右を差し込んで寄り切った。その後も右差しを許したが、土俵際で耐えて寄り切るなど2度目の対戦から3連勝。大の里の師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「(大の里が)おっつけで持ち上がる相手ではない。熱海富士は力をつけている」。大の里の得意の左おっつけを封じ、圧力を生かした攻めをみせた。

 熱海富士は先場所は優勝決定ともえ戦で敗れたが、直近2場所で計21勝をマークした。来場所で12勝なら、大関昇進目安の「三役で直近3場所33勝」に到達する。熱海富士はこの日、支度部屋での取材は断り、コメントせず。二所ノ関親方は「間違いなく大関に上がる」とたたえていた。

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