◆米大リーグ タイガース―ドジャース(29日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が29日(日本時間30日)、敵地・タイガース戦に「1番・DH」で先発出場。1点を追う6回無死二塁で迎えた第3打席は遊ゴロに倒れた。

左膝に不安を抱える中でも全力疾走。一塁は際どいタイミングとなり、大谷は駆け抜けたところで両手を広げて「セーフ」をアピールしたが、間一髪間に合わずアウトだった。それでも、1死三塁とチャンスが広がり、2番フリーマンに同点の右前適時打が飛び出した。

 大谷はタイガースの先発右腕モンテロとは試合前の時点で通算3打数2安打の打率6割6分7厘、1本塁打と好相性だった。3回2死の第2打席では外野の前にポトリと落ちる3試合ぶり安打の左前打をマーク。17~18日(同18~19日)の敵地・ロッキーズ戦で3発を含む5安打の固め打ちを見せて以降、この日まで8試合で31打数4安打の打率1割2分9厘と勢いに陰りが見えているが、何とか復調の兆しを見せたいところだ。

 コメリカパークはエンゼルス時代に“二刀流伝説”を残した縁起のいい場所だ。23年7月27日(同28日)のこと。ダブルヘッダー第1試合でメジャー初完封を飾ると、45分後に行われた第2試合では2打席連続アーチと唯一無二の活躍を見せた。いい印象があることは間違いないだろう。

 この日、大谷とMVP争いを繰り広げている「PCA」ことカブスのクローアームストロングが本拠地・レッズ戦で初回に34号先頭打者アーチ、2回には2打席連発の35号2ランと大暴れしているだけに、大谷も存在感を示したい。

 投手としては30日(同31日)の敵地・タイガース戦で58日ぶりに復帰登板する見込みだったが、前日の試合前になっても結論が出ていない。

「全身の状態が100%ではない中で、投球の準備を進める価値があるのか。明日でないなら(投手・大谷は)もっと長く休ませることになると思う」とロバーツ監督は説明していた。この日の試合後には決定するが、二刀流復活が先送りになる可能性も浮上している。

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