パ・リーグ 西武4―1楽天(30日・ベルーナドーム)

 楽天の41歳右腕・岸孝之投手が、1つ年上で、かつてのチームメート・栗山と真っ向勝負で最後の別れを告げた。

 2回1死の第1打席はカウント1―2から左飛。

4回2死一、二塁の第2打席は初球を左飛で、いずれも直球で打ち取った。

 岸は試合後の引退セレモニーにも参加し、栗山に花束を贈った。

【試合後、岸の一問一答】

 ―栗山選手と最後に2打席対戦した。

 「これで対戦することも最後なんだな、と思った。フォアボールとか、そういったしらけるようなことだけはしたくないと思いながら、最後の勝負だと思って、かみしめて投げることができた」

 ―いずれも直球で左飛。

 「2打席目は、ここでは回ってきてほしくなかったなというところでしたけど、ああいうピンチの中でもしっかり最後、勝負できた」

 ―2打席目は持ち味の外角低めで打ち取った。

 「紙一重だと思いますけどね。あそこはただ、飛んだところが良かっただけで」

 ―ここで回ってほしくない、というのは栗山選手の勝負強さからか。

 「もちろんそうですね」

 ―打席に立つ栗山選手を見て。

 「栗山さんとの勝負の時だけ、変な緊張感があった。不安もありながら、楽しみというのもありながら、いろんな気持ちが(あった)」

 ―最後の勝負で送り出すことができたか。

 「自分が3点取られて(交代して)しまったんですけど、もう一度、もう一打席勝負したかったなというのはあります。

でも良かったですよ。栗山さんの最後に先発することができて、勝負することができたので良かったなと思います」

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