◆JERAセ・リーグ 巨人1―3阪神(30日・甲子園

 小笠原は、眉間にしわを寄せて唇をかんだ。0―0の3回。

安打や四球で無死満塁のピンチとすると、近本に中前へ運ばれた。スタートが遅れた一塁走者・才木は二塁封殺としたが、この間に三塁走者が生還して先制。さらに1死二、三塁では中野に中前への2点適時打を浴びてこの回3失点。ベンチでうなだれた。

 移籍後最短の4回4安打3失点。今季7試合目で初めてクオリティースタート(6回以上自責3以下)を逃して3敗目。最速148キロの直球などで2回までは完璧に封じていたが3回につかまり「本当に最悪だったと思います。チームに大変迷惑をかけてしまいました。申し訳ないです」と頭を下げた。

 29日に自力優勝の可能性が消滅。阪神の優勝マジックは「21」に減った。負けられない大一番で悔しさをかみしめた左腕。

「本当にチームに迷惑をかけたので、次の機会があればしっかり挽回して貢献したいです」と闘志を燃やした。(水上 智恵)

編集部おすすめ