物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。


All About編集部は、全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、福島県に住む42歳女性のエピソードを紹介します。

■フェリーで渡った佐渡島、キラキラの海に感動
【回答者プロフィール】
・年齢:42歳
・家族構成:既婚(子あり)
・職業:専業主婦
・世帯年収:450万円
・貯蓄:500万円

最近、女性が家族で行って感動した旅先は「新潟・佐渡島」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。

「新潟県の離島の佐渡島にフェリーに乗って行きました。世界遺産の『佐渡島の金山』もすごかったですが、一番はフェリーから眺めた佐渡の壮大な景色です。海がキラキラして、空気が澄んでいて、素晴らしかったです」

■一番手っ取り早い「交際費」を見直し
家族旅行を満喫した様子の女性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「交際費」と答え、月1万円を削減したといいます。

なぜ、そこを真っ先に削ろうと思ったのでしょうか。

「あまり家族以外の人と遊びに行くことはないので、交際費を削るのが一番手っ取り早いと思いました」

自分の付き合いに月1万円を使うくらいなら、それを家族との旅行代に回したい。もともと家族と過ごす時間を優先していたからこそ、個人の交際費を削ることに躊躇(ちゅうちょ)がなかったことがうかがえます。

■フェリー代と宿は「ネット予約」で安く
日常の出費を抑える一方、旅先での過ごし方にはこだわりがあるようです。
女性が旅行中に「ここは削らない」と決めているのが食費です。

「食事を削ると心が満たされませんし、せっかく行ったのだから名物の食べ物を食べたほうが思い出に残ります。楽しい気持ちにもなれるので」

とはいえ、旅先ではフェリー代や宿泊費の値上がりを実感しているそう。そこで、予約の仕方を工夫しているようです。

「フェリーなどの交通費は『ネット割』で購入して、宿泊費も安い日を狙ってネットで予約するようにしました。少しでも費用を抑えるよう心掛けています」

旅先で譲れない食事は守りつつ、移動費や宿泊費はネットを活用して抑える。手間をかけた分だけ、旅を安くできる工夫が垣間見えます。

■子どもが小学生、今のうちに家族の思い出を
女性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。

「子どもがまだ小学生で、子ども料金で行けるうちに、いろんな場所で家族との思い出を作りたいからです」

最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。

「楽しむところはとことん楽しむ、財布のひもを締めるところは締める。そのメリハリを心に持つことです」

何よりも、子ども、家族を大切にし、それを軸にしているという姿勢は、物価高の時代に旅を楽しみ続ける1つの形かもしれません。

<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)

※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。

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