タレントの古坂大魔王が4日、東京・赤坂のサントリーホールで今年創設された「第1回 クラシック音楽アワード 2026」の授賞式に登壇した。

 クラシック音楽祭でのアンバサダーや進行役を務めるほか、クラシック音楽を新たな視点で捉え、その魅力を伝えてきた功績が評価された。

 壇上に上がると、「皆さんなぜお前が? と思ってると思います。大丈夫です、僕の方が思ってます」と笑いを誘った。一方で「『題名のない音楽会』というとんでもない先進的な番組に関わらせてもらって7、8年になります。(その中で)やっぱりクラシックってその当時の最先端の音楽だったんだと思った。僕がやってるテクノ系の音楽も今最先端で、結局最先端を突き抜けたものが歴史に残り、クラシカルなものと呼ばれる。その時代の人を感動させたものがクラシックであると思う」と力説した。

 クラシック音楽界は観客の高齢化が危惧されている。「クラシックって長い。ぎゅっとした説明ができる作品があればというのが一つ。あとは(作曲家を)人間なんですけど擬人化するとか、アニメにするとか」と提案。「触れさえすれば絶対勝てる」と話し、裾野を広げることを重視した。

 クラシック音楽を聴いて欲しい芸人として挙げたのは、お笑いコンビサンドウィッチマン」の伊達みきお

伊達は脳梗塞(こうそく)のため8月28日に活動休止が発表されており、「軽傷だったと思うんですけど、疲れてると思う。無理なんですよ、50越えてあんな一生懸命に」と懸念。「暇だと思うので、暇なときこそ長い時間楽しめるものに取り組んで欲しい」と語った。

 同賞はクラシック音楽の魅力を広く社会に発信することを目的としており、クラシック音楽を愛好し、発信している文化人・著名人を顕彰する。

 今回は一般のアンケートを参考に、実行委員によって選定。受賞者には表彰状、トロフィー、200万円相当の「クラシック・コンサート年間100公演ご招待券」が授与された。古坂のほかに俳優の高橋克典、YouTuberのnacoも受賞。

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