◆JERAセ・リーグ 広島0―4巨人(6日・マツダ)

 ナイター照明に照らされた天然芝で巨人ナインが躍動した。もうマツダは鬼門じゃない。

同球場で2年ぶり3連戦3連勝を飾った橋上監督代行は「僕自身がそれほど苦手意識がある球場ではないので。他の選手がどう感じているか分からないですけど、比較的若い選手が多いですから。そういった過去のものを思っている選手は少ないのはプラスになってるんじゃないですかね」と拍手を送った。

 昨年は2勝10敗で3連戦勝ち越しが一度もなかったマツダ。その地で5連勝、今季7勝2敗とし、4試合を残して早くもシーズンの勝ち越しも決まった。今3連戦では高卒2年目の石塚がいずれも「5番・三塁」で先発出場して3試合連続安打。「これから彼が担うものを考えたら、今まで以上に中軸が多くなる」との思いを込め、この日も2安打と期待に応えた。

 前日5日は延長11回、球団史上初の10人リレーで勝利。堀田、森田、中川、田中瑛、マルティネスの5投手が連投中だった。ブルペン事情を救った新戦力、小笠原の魂の123球完封勝利には「1イニングでも長くと思ってましたけど、完封してくれるとまでは思いませんでした。ナイスピッチング。めいっぱい、いけるまでという思いは非常に伝わってきた。

気迫を感じました」と絶賛した。

 甲子園で阪神との天王山に3連敗したが、京セラDでDeNAに1勝1敗、広島で3連勝して10泊11日の長期遠征は終了。3日に首位・阪神と今季最大5差に開いたが、阪神が甲子園でDeNA2連戦に連敗し、3日間で2・5差に縮めて再接近した。社会人の都市対抗が終わり8日から本拠地東京Dに戻って中日3連戦。全員野球で勢いに乗る橋上巨人に再び追い風が吹いてきた。(片岡 優帆)

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