◆JERAセ・リーグ 広島0―4巨人(6日・マツダスタジアム)
巨人の小笠原慎之介投手(28)が6日の広島戦(マツダ)で今季4勝目を目指して先発。2023年7月7日の広島戦以来、自身3度目の完封勝利を挙げた。
初回、先頭・中村奨をナックルカーブで三ゴロ。2番・佐藤啓は直球で一ゴロ。3番・ファビアンは1球で三ゴロに仕留めた。
2回は1死から5番・菊池に中前安打を浴びたが、続く6番・佐々木の中前へと抜けそうな打球を二塁手・浦田が体勢を崩しながら捕球して二塁へ送球。二ゴロに打ち取ったが、7番・持丸には四球で2死一、二塁とした。ここで8番・勝田を直球で二飛に打ち取った。
泉口の3ランで先制して3―0となった3回は、2つの三振を奪いながら3者凡退とした。杉内投手チーフコーチは「ストレートの走りも良いし、変化球のキレも良い。コンビネーションを上手く使いながら打ち取れているので、中盤以降も丁寧かつ大胆に攻めていってほしい」とエールを送った。
3―0のまま迎えた4回は2死から四球で走者を出したが、6番・佐々木を148キロ直球で一ゴロに打ち取った。5回は、四球などで2死二塁のピンチも1番・中村奨を一ゴロとした。
4―0の6回は、この回の先頭・佐藤啓に右前安打を浴びるなどして、2死一塁。5番・菊池の痛烈な打球が小笠原の左足に直撃。内野安打となって2死一、二塁とした。しかし、6番・佐々木をチェンジアップで空振り三振として、雄叫び。小笠原はこの回にNPB史上378人目となる通算1000投球回を達成。記念ボードと花束を贈られて、笑顔で頭を下げた。
4―0のまま迎えた7回は、テンポ良く打者3人を打ち取って無失点とした。さらに、巨人加入後最長となる8回のマウンドへ。1番・中村奨を右飛。2番・佐藤啓を左飛。3番・ファビアンを146キロで見逃し三振とした。
9回のマウンドにも立ち、無失点。
小笠原は今季初登板から6試合連続でクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成していたが、前回8月30日の阪神戦(甲子園)で巨人加入後最短となる4回3失点で黒星を喫し、「本当に最悪だったと思います」と悔しさをにじませていた。「基本的に全体的に底上げをしなきゃいけない」と映像の確認や、捕手ともすりあわせを行って「自分の映像と自分の感覚のギャップを詰めることだけです」と調整を進めてきた左腕。「勝つだけです」と意気込んでいた通り、最高のピッチングを披露した。










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