パ・リーグ 日本ハム6―3楽天(6日・楽天モバイル最強パーク宮城)

 日本ハムが今季2度目となる8連勝を飾った。楽天3連戦の3戦目は、初回に2点を先制された。

3試合目で初めて先手を許す展開も、そこから新庄剛志監督(54)は様々な策を講じ、逆転勝利へとつなげた。

 0―2の4回、内野ゴロの間に1点を返し、なお1死一、三塁の場面。進藤が初球スクイズを決め、追いついた。

 新庄監督文字入力「セーフティースクイズね。何とか同点に追いつけば、有原君がギアを更に上げて、0更新してくれると思っていたので」

 初回に2点は失うも、先発の有原は2回以降は無失点に抑えていた。その様を見て、訪れた好機に確率の高い策を選択した。

 新庄監督「(進藤は)ずっとバッティングは良いので。セーフティースクイズにしなくても外野フライくらいなら打てる感じだったんですけど。まあまあ、確実に取っておこうと」

 思い通りに有原は調子を上げていった。打線は6回、清宮幸の決勝3ランが飛び出すなどし、一挙に4点を奪い、試合を決めた。そこに至る過程にも考えがあった。清宮幸は本塁打の前の打席で、9月の初安打となる三塁への安打を打っていた。

 新庄監督「清宮君、内野安打を打ったから、次は打つと思って。(その前に)とにかくセカンドにランナーを進めたいっていうところで。(前打者の)大塚君にはセーフティーから始まり、ずっとエンドラン。セカンドに進んだら返してくれるだろうと」

 1死一塁で打席に立った大塚は、指揮官の思いに応えて右前打。一、二塁となり、清宮幸の決勝打が飛び出した。

 新庄監督「バッターというのはそういうもの。ああいうヒットが出て。あのヒットは大きかったですね。(ただ三塁への詰まった当たりに)あれ、セーフティーバントでしょ? ああ、俺の勘違いか。セーフティーかと思ってた。わははは」

 8日からは首位ソフトバンクと敵地で3連戦を戦う。3位からの浮上へ、ゲーム差は6あるが、最高の雰囲気で福岡へと乗り込む。

 新庄監督「連勝はいつもでかいです。(勢いが)つかないって言えないでしょ。8連勝で。怒られるよ」

 5分間の囲み取材中、その表情は終始、明るかった。

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