ゲストは、料理研究家の浜内千波さん。

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今回のテーマは「海苔です!」

海苔は栄養面でもよいんですか?ミネラル、ビタミン類が多く特に注目したいのがビタミンB12で、1日1枚で70%は取れるんです。

また、旨みが強くグルタミン酸、イノシン酸も非常に多く含まれます。グアニル酸も。 かつ丼にトッピングしたり、和え物やなんでも刻みのりをトッピングするのも理にかなっています。

どうやって選べばよいのか?

選ぶポイントはさまざまあるんですが、まずは産地について。
・有明海産…佐賀、福岡、熊本、長崎…香りが強い、くちどけが良いです。
・瀬戸内海産…兵庫、岡山、広島…色が濃く、お寿司屋さんでもよく使われている、味付け海苔としてもおいしいです。
・三河湾産(愛知)…丈夫で破れにくいのり、弁当用ののり、おにぎりフィルムに包みタイプののり。

産地以外の選ぶポイントは?

実は、摘み取られた順番で等級があるんです。海苔は海にかけた網から収穫されますが、一度摘み取っても、再び網から芽が伸びてくるため、シーズン中に何度か収穫が行われます。等級別…摘み取りの順番で香り、食感、風味が違ってくるんです。

一番摘み、初摘みとは、11月から1月、2月に収穫されたもので、柔らかく、香り、風味も歯切れも良いです。ご飯のお供にそのままいただくのに最適です。

おにぎりや寿司にもむくが、水分を吸いやすいためTPOにあわせて使いましょう。

スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント
スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント

さらに、おにぎりの場合は、パリッとした食感としっとりくちどけの両立高級等級、一番摘み。水分や湿気によっては海苔が溶けやすい状態にもなるので、厚みのバランスが大切です。

2番摘み以降は何番積みとは記載していません。ただ2番摘みは、品質は高いです。お値段が安いものは摘みの順番は遅くなりがちです。

回を増すごとに硬くなるので加工品や業務用に使われます。1シーズン6~10回位収穫されて3月以降は晩済みのりとなり、溶けにくいので見た目も美しいく、食感もパリのパリで楽しみことが出来ます。ラーメン屋さんの海苔は、スープに入れても溶けないですよね。 しっかり乗っかている海苔は取る時期が遅くなっている回数が多い海苔で、ラーメン専用とか、業務用と書かれています。

今回のお料理は・・・

海苔のお吸い物

スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント

一番摘みの口溶けを旨みを生かしたお吸い物です。

材料(4人分)
・海苔1枚 (1番摘み/初摘み)
・大根300g
・水300ml
・鰹節適量
・塩小さじ1/2強
・醤油少々
・水溶き片栗粉少々

作り方
・海苔はちぎって鰹節とともに器に入れる。


・大根はおろして半量ほど絞る。
・おろし汁と水を鍋に入れ、ひと煮立ちさせて塩、醤油で味を調える。
・水溶き片栗粉で軽くとろみをつけたら、大根おろしを散らして温め、器に盛る。

海苔の保存方法は?

冷凍保存にて、長期保存するのに適しています。湿気を一番嫌うので。しっかり密閉と乾燥剤(シリカゲル)を入れ込む事が大事です。

スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント

スー「いい香り、いい香り。」「すまし汁みたいな感じかと思いきや、大根のお味が凄く染み渡って美味しい。」

色の違いは?

実は比べてみると、明らかに違いがあるんです。色のちがい黒と緑色がありますが・・・
・黒海苔は「すさびのり」で4つの色素があります。緑、赤、橙、青紫が混ざりあって黒になるんです。黒の利点は熟度が高い、旨み栄養価が高いすしや海苔巻きに向いています。
・色んな配合で味や色が変わる焼いたときに赤と青の色素は弱く、橙と緑が残るります。緑のりは「ヒトエグサ」…未成熟のため、風味、食感が劣ります。

韓国のりに使われ、トッピングで香りを生かすのがよいです。

スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント

↑左が一番摘み、右が記載のないもの↑

プロフィール
浜内千波さんは徳島県出身。 1980年から料理教室「ファミリークッキングスクール」を主宰。 いかに家庭で手軽に美味しい料理を作れるかを、40年以上 伝え続けている、まさに“家庭料理のプロ”! 「生活は踊る」月曜日の月1レギュラーで、おもに旬の食材を使った簡単料理や季節のレシピを教えていただいています。 材料や調味料が少ないのにしっかり味が決まるのが浜内流。

スーパーでおいしい海苔を買うときに見るべき2つのポイント

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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