トム・クルーズとの共演は「悪夢のようだった」と暴露したのは、2000年公開の映画『ミッション:インポッシブル2』でヒロイン、ナイア・ホール役を務めた英女優タンディ・ニュートン(47)だ。タンディは米メディア『Vulture』によるZoomインタビューでこれまで演じた役への思いなどを赤裸々に語ったが、その中で『ミッション:インポッシブル2』についても触れた。
「『ミッション:インポッシブル2』での出演経験はどんな感じ? なぜ他のシリーズには出演しなかったの?」と問われたタンディは、「ああ、二度と声がかからなかったからよ。私はトムのことがとても怖かったの」と意外な返答をしたのだ。
続けて「彼はとても支配欲の強い人間よ。良い人になろうとすごく努力しているけどね。
「ある夜のシーンで私とトムがバルコニーで演じたところがあったけど、あれはよく書かれた場面じゃなかったと思う。私はトムに怒ったの。私達はお互いにイライラしていたから。
「トムは余計イライラして『あれをこうしよう』とか指揮を取り出して、『それじゃリハーサル撮影しよう』ということになってリハ撮影したわ。
タンディはトムの言う通りに配役を交換して一通り撮影も行うことにしたが、逆にそれがプレッシャーとなり不安や恐怖に煽られ、「屈辱的だった」と振り返った。後にタンディは『羊たちの沈黙』などで知られるジョナサン・デミ監督(享年73)に「トムとの共演は悪夢のようだった」と電話で伝えるほど、トラウマになってしまったようだ。トムに対してこのような苦い印象が残ってしまったタンディだが、「彼は別に“酷い人”ではなくただあの時はイライラしてただけ」とフォローしている。
なおタンディ・ニュートンのこの告白の後、トム・クルーズにとっての3人目の元妻ケイティ・ホームズがタンディのInstagramをフォローしたという。ハリウッドのアイコン的なカップルだったトムとケイティの離婚は当時の世間を驚かせたが、トムの信仰による“支配力”にケイティが悩まされていたことが離婚原因の1つとも伝えられていた。よってケイティは、タンディのSNSをフォローしてしまうほど共感したのではないかと見られている。
画像2枚目は『Thandie Newton 2020年7月8日付Instagram「Ha ha how I love these images taken remotely from NY by the wonderful @danascruggs @nymag」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)