ウェストハムが落ちればロンドン市民に増税も!? トッテナムと...の画像はこちら >>

ウェストハムは残留することができるか Photo/Getty Images

運命の第38節が迫る

プレミアリーグは最終節の第38節を前に、アーセナルの優勝が決定した。残された最大の注目は、CLやELなど欧州大会出場権争い、そして残留争いだ。

すでにバーンリーとウォルバーハンプトンの降格は決定。最後の1枠を巡り、トッテナム・ホットスパーとウェストハム・ユナイテッドという、ロンドンを本拠地とする2クラブが争う。

最終節、両クラブはともにホームで戦う。しかし、トッテナムにとって本拠地は今季“鬼門”だった。リーグ戦ホーム18試合でわずか2勝。ホームで勝ち点を積み上げられず、苦しいシーズンとなった。一方、ウェストハムもホーム18試合で5勝4分9敗と安定感を欠き、直近はリーグ3連敗。不調のまま運命の90分へ向かう。

現在、トッテナムの勝ち点は38、ウェストハムは36。得失点差を考えれば、トッテナムは引き分け以上で残留がほぼ確定する。しかし、その舞台は、今季最も苦しんだホームスタジアムだ。

プレミア残留争いが過酷なのは、勝敗だけの問題ではない。
降格すれば、放映権収入は大幅に減少し、クラブの売上は縮小。主力選手流出の可能性も高まる。

さらに英『The Athletic』は、ウェストハムが降格した場合、ロンドン五輪メイン会場として使用された「ロンドン・スタジアム」の賃料が50%減少、英国の納税者側に年間250万ポンド(約5億円)の追加負担が発生する可能性を報じた。

ウェストハムは2016年から同スタジアムを本拠地として使用しているが、維持費や警備費用の多くは公的側が負担している。かつてロンドン市長から「世紀の契約」とも呼ばれた取引は、プレミア残留を前提に成立していた。

CL出場権争いにも大きな注目が集まる。しかし、たった1試合でクラブの未来だけではなく、街や公共財政にまで影響を及ぼす残留争いは、それ以上に過酷なのかもしれない。

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