[W杯マッチ39]グループGで1強と思われたベルギーだが……...の画像はこちら >>

今大会初スタメンを飾ったものの不発に終わったルカク(右)photo/Getty Images

両国の守護神がビッグセーブ連発

MATCH 39 グループG第2戦

2026年6月22日 4:00キックオフ(会場:ロサンゼルススタジアム)

ベルギー 0-0 イラン

初戦では、4カ国全てが勝ち点1をわけあったグループG。GL突破へ前進するためにも、第2節では白星を手にしたい。

そんな中で、ベルギー代表とイラン代表が激突した。

ベルギーは初戦に続いて、ケビン・デ・ブライネやレアンドロ・トロサールらがスタメンに名を連ねた一方で、ワントップには途中出場していたロメル・ルカクが入った。対するイランは、メフディ・タレミやモハマド・モヘビといった欧州クラブでプレイする選手たちが今日もチームを牽引する。

戦前の予想通り、立ち上がりからボールを握ったベルギー。ジェレミー・ドクの欠場により、右サイドから本職とする左サイドへ戻ったトロサールを起点に攻撃を組み立てる。9分には、そのトロサールのマイナスの折り返しをデ・ブライネが合わせ、こぼれ球をマキシム・デ・カイペルが押し込もうとするが、イランの身体を張った守備を前に阻まれてしまう。

ただ、イランも防戦一方というわけではない。14分、左サイドの高い位置で得たロングスローの流れから、最後はホセイン・カナーニがゴールを狙う。しかし、これはベルギーの守護神ティボー・クルトワが素晴らしい反応を見せ、ゴールラインを割らせない。

その後もベルギーがゲームを支配するが、チャンスはお互いにやってくる。ベルギーは22分、ユーリ・ティーレマンスがPA内左から強烈なシュートを放ったが、イランGKアリレザ・ベイランヴァンドがクルトワに負けじとビッグセーブを披露。一方のイランも、25分にデザインされたFKからボールを受けたタレミがゴールネットを揺らしたが、VARのチェックによりわずかにオフサイドラインを越えていたため、ゴールは認められなかった。
スコアレスのままハーフタイムを迎えている。

後半に入っても、ベルギーがイランを攻め立てる構図は変わらない。ただ、イランの人数をかけた[5-4]のブロックに苦しめられる。53分にはイランが、59分にはベルギーが決定機を迎えたが、この日素晴らしいパフォーマンスを見せる両守護神を前に、なかなか均衡を破ることができない。

そんな中で、ベルギーにアクシデントが襲った。66分最終ラインでボールを受けたネイサン・ノイがGKへのバックパスを試みた際、ミスからパスが短くなってしまい、イランFWタレミにボール奪われそうになる。このままではGKと1対1になってしまうと思ったノイは、入れ替わったタレミを思わず倒してしまい一発退場。ATを含めると、残り30分近くを10人で戦わなければならなくなってしまった。

数的不利の中でも、最後まで勝ち点3を目指して戦うベルギーだが、膠着状態が続く。このままただただ時間だけが過ぎていき、スコアレスのまま試合終了のホイッスルを迎えた。

グループGで1強と思われたベルギーだったが、まさかの2戦連続ドロー。守護神クルトワを中心とした堅守ぶりは十分に発揮しているが、ここまで合計1得点と攻撃陣が振るわない。
一方、イランは欧州屈指の強豪国を相手に、貴重な勝ち点1を手にしたといえよう。GL突破には、ともに最終戦での勝利が必須か。



[スコア]
ベルギー 0-0 イラン

[得点者]
なし

[ポゼッション]
ベルギー:56%
 
イラン:32%
 
中立:12%

[シュート数]
ベルギー:21本

イラン:7本

[枠内シュート]
ベルギー:7本

イラン:3本

[イエローカード]
ベルギー
ロメル・ルカク

イラン
サイード・エザトラヒ

[レッドカード]
ベルギー
ネイサン・ノイ



ベルギー

フォーメーション:[4-2-3-1]

監督:リュディ・ガルシア

GK
ティボー・クルトワ(レアル・マドリード

DF
トマ・ムニエ(リール)
ネイサン・ノイ(リール)
ブランドン・メシェレ(クラブ・ブルージュ)
マキシム・デ・カイペル(ブライトン)

MF
ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ)
ニコラス・ラスキン(レンジャーズ)
アレクシス・サレマーカーズ(ACミラン)
ケビン・デ・ブライネ(ナポリ)
レアンドロ・トロサール(アーセナル)

FW
ロメル・ルカク(ナポリ)

交代出場
58分 トマ・ムニエ→ティモシー・カスターニュ(フラム)
58分 ニコラス・ラスキン→ハンス・バナケン(クラブ・ブルージュ)
58分 アレクシス・サレマーカーズ→ドディ・ルケバキオ(ベンフィカ)
73分 ロメル・ルカク→アルトゥール・テアテ(フランクフルト)
87分 ケビン・デ・ブライネ→マティアス・フェルナンデス(リール)


イラン

フォーメーション:[5-4-1]

監督:アミール・ガレノエイ

GK
アリレザ・ベイランヴァンド(トラクター)

DF
サレー・ハルダニ(エステグラル)
ホセイン・カナーニ(ペルセポリス)
ショジャー・ハリルザデー(トラクター)
アリ・ネマティ(フーラード)
エフサン・ハジサフィ(セパハン)

MF
ラミン・レザイーアン(フーラード)
サマン・ゴドス(カルバ)
サイード・エザトラヒ(アル・アハリ)
モハマド・モヘビ(ロストフ)

FW
メフディ・タレミ(オリンピアコス)

交代出場
HT サレー・ハルダニ→アリレザ・ジャハンバフシュ(デンデル)
66分 モハマド・モヘビ→メフディ・トラビ(トラクター)
66分 エフサン・ハジサフィ→ミラド・モハマディ(ペルセポリス)
79分 サマン・ゴドス→シャフリヤール・モガンロウ(カルバ)
85分 サイード・エザトラヒ→アミロホセイン・ホセインザデー(トラクター)

編集部おすすめ