熱狂的なアルゼンチン代表のサポーター photo/Getty Images
ワールドカップ準決勝で対戦
ワールドカップ準決勝でイングランドとアルゼンチンが対戦する前に、スペインのマジョルカで両国のサポーターによる乱闘騒ぎが発生した。『The Sun』が報じている。
SNSで拡散された映像には、イングランド代表のサポーター1人に対し、アルゼンチン代表のユニフォームを着た複数の男性が拳を振り上げながら詰め寄る様子が映されている。双方は殴り合いとなり、男性は頭部を繰り返し殴られる場面も確認された。
その後、女性が仲裁に入る一方で、ほかの女性が加害者の1人を止めようとする姿も見られたが、乱闘は周辺へと広がり、さらに多くの人が騒動に巻き込まれたという。
騒動はマジョルカにある「Budha Social Club」の前で発生したとされるが、乱闘の原因については明らかになっていない。
映像はSNS上で急速に拡散され、「大勢で1人に向かうなんて臆病者だ」「4人のアルゼンチン人が1人のイングランド人を追い回しているようにしか見えない」といったコメントが寄せられたほか、「プラスチック製の椅子が飛び交わなかったのが意外だった」と皮肉交じりの反応も見られた。
今回の騒動は、イングランドが準々決勝でノルウェーを2-1で下してベスト4進出を決め、数時間後にアルゼンチンもスイスを3-1で破って準決勝進出を決めた直後に発生した。
両国はアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで決勝進出を懸けて対戦する予定となっているが、大会関係者はフォークランド紛争や、1986年ワールドカップで故ディエゴ・マラドーナ氏が決めた「神の手」ゴールなど、両国の歴史的な因縁を背景にトラブルが起きる可能性を警戒しているという。
また、アルゼンチンはエジプト戦後のロッカールームで、「マルビナス(フォークランド諸島のアルゼンチン名)」「ディエゴ」「レオ(リオネル・メッシ)の最後の大会」と歌うチャントを披露し、イギリス国内で議論を呼んでいた。
全世界が注目する準決勝を前に、両国サポーターの緊張感は一層高まっているようだ。

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