「一生忘れられない」 W杯ベルギー戦で痛恨ミスの米代表GK、...の画像はこちら >>

ベルギーに敗れたアメリカ代表 photo/Getty Images

ベルギー戦の痛恨ミスを糧に再出発へ

アメリカ代表GKマット・フリースは、2026FIFAワールドカップでの悔しさを今も胸に刻み続けている。

アメリカ代表はベスト16でベルギー代表に1-4で敗退。

フリースは後半12分、自陣を飛び出してロングボールを処理しようとした際に判断を誤り、ボールを奪われて決定的な3失点目を献上してしまった。この失点が試合の流れを決定づけ、開催国アメリカの挑戦は幕を閉じた。

MLSオールスター戦を前に米『AP』の取材に応じたフリースは、その敗戦について率直な思いを口にしている。

「大きな敗戦や重要な舞台での苦い経験は、本当の意味で乗り越えられるものではない。キャリアの残りすべてで自分とともにあり、これからも自分を突き動かし続けるものになる」

大会後最初のMLS公式戦では、所属するニューヨーク・シティFCの一員としてコロンバス・クルー戦に出場。しかしボールに触れるたびに相手サポーターからブーイングを浴びる厳しい歓迎を受けた。それでも冷静なプレイを続け、チームの勝利に貢献している。

フリースは「あのミスで自分を定義させてはいけないし、逆に良いプレイだけで自分を定義してもいけない。常に安定した姿勢を保つことが大切だ」と前を向く姿勢を強調した。

一方で、チームメイトのティム・リームは「壁を越える方法は、ただ努力を積み重ねることしかない」とコメント。マックス・アーフステンも「ワールドカップをきっかけにアメリカでサッカーを始める子どもが増えれば、将来的にはより多くの優秀な選手が生まれる」と語り、今大会が国内サッカー人気の追い風になることへの期待を口にした。

悲劇的な敗退から数週間が経った今も、フリースの傷は癒えていない。
それでも27歳の守護神は、その痛みを背負いながら再び前へ進もうとしている。

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