なぜ鈴木彩艶の評価はここまで高いのか 欧州王者PSGにピッタ...の画像はこちら >>

ビッグクラブが関心を寄せる鈴木 photo/Getty Images

現代のGKに求められる素質を全て備える

2026W杯を戦った日本代表メンバーの中では、GK鈴木彩艶が最も評価を上げた選手と言えるか。毎試合のようにビッグセーブがあり、日本のベスト32に貢献した。



今夏の移籍市場でも人気を集めていて、イタリアでは名門ユヴェントス、フランスからはチャンピオンズリーグ2連覇中のパリ・サンジェルマンが関心を寄せているとされる。

鈴木の魅力はどこにあるのか。仏『Foot Mercato』は今のパリにぴったりな選手だと鈴木の能力を絶賛する。

「パルマでプレイする昨季の鈴木は、セリエAで1試合平均5本近いシュートを浴びながらも、70%を超えるセービング率を記録。確かな代表での経験値、GKの育成に定評あるセリエAでフルシーズンをこなした経験、そしてパリのスタイルに合致するものを持っている。彼が注目されているのは2026W杯で活躍したからというだけではない。そのスタイルがルイス・エンリケ率いるパリのスタイルに合致するからだ。卓越したフットワーク、正確な足下の技術、GKとしてはかなり高度なロングフィードを蹴ることができる。11人目のフィールドプレイヤーとして機能するこの能力は、ポゼッションでゲームを支配するチームには不可欠だ」

「そして鈴木は強靭なフィジカルを備え、空中戦での確実性、ペナルティエリアのデュエルに耐える強さがある。セリエAでの成長ぶりを見ていると、クロスの処理やボールの受け方など、弱点を修正できるタイプの選手であることを証明している。セリエAでプレイするGKは、些細なミスでも批判されがちだ。しかし鈴木はパルマで反射神経を活かしたセービング、ビルドアップへの貢献など、真に現代的なGKの地位を確立した」

「人間性も魅力だ。
日本代表でデビューした直後はプレイへの批判を受けたが、着実に成長を続け、今では日本の不可欠な戦力になった。困難な時期を成長の機会に変える能力は、パリが求める選手間の競争に合っている。サフォノフと共に、守護神の座が確約されていない中で健全な競争を育み、互いにプレイレベルを引き上げられるはずだ。パリは単に有望なGKに投資するのではなく、すでにトップクラスの実績があり、今後10年で欧州屈指のGKになる可能性を秘めた者へ投資することになるのだ」

かなりの大絶賛であり、ワールドクラスGKになる確かなポテンシャルがあると評価されている。昨季パリではリュカ・シュヴァリエからマトヴェイ・サフォノフがポジションを奪ったが、まだサフォノフが1番手と決まったわけではない。パリ側は全ポジションで健全な競争を望んでいて、それが選手のレベルアップを促すという考えのようだ。

鈴木がサフォノフからポジションを奪う可能性もあり得るとの評価で、現欧州チャンピオンへの移籍は面白いチャレンジとなるだろう。

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