FIFAインファンティーノ会長がW杯ハイライト動画投稿「世界...の画像はこちら >>

FIFAのインファンティーノ会長 Photo/Getty Images

W杯売却計画が物議

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長にとって、ここ数日間は世論との戦いだった。W杯を運営する子会社を立ち上げ、株式の一部を売却するとの計画を発表したが、UEFAをはじめ世界のサッカー界から大きな批判を受けるに至り、結局はこの計画を取り下げざるを得なかった。

インファンティーノ会長はその後、自身のInstagramに今夏のW杯のハイライト動画を投稿した。ザ・ホワイト・ストライプスの『Seven Nation Army』に乗せて、メキシコでの開幕や話題となったカーボベルデGKボジーニャ、クリスティアーノ・ロナウドルカ・モドリッチの抱擁、ノルウェーのバイキング・ロー、優勝したスペイン代表、そして熱狂するサポーターたちなどのハイライトシーンが動画にまとめられており、会長自身がナレーションをつけている。

インファンティーノ会長は動画で「世界は団結した」「サッカーとワールドカップは単なる競技ではない。実際には世界を1つにするためのものだ」と語った。

しかし、タイミングがあまりにも悪かった。この投稿のコメント欄は閉じられているが、英『THE Sun』は「的外れな動画を投稿」とこの動画を揶揄。Xなどではインファンティーノ会長への批判が飛び出している。

「自分が主人公だと思ってるのか」
「サッカーではなくFIFAのブランドの宣伝ばかりだ」
「対話したければコメントを開けばいい」
「先に説明することがあるだろう」

動画編集そのものはよくできており、大会のハイライトは確かに興奮させられるものだ。しかしW杯売却計画をめぐって物議を醸したばかりの会長自身が「私たちは団結する」と語っているのは少々滑稽でもある。サッカー界は確かに団結したが、それは会長からワールドカップを守るためだった。


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