プレシーズンで好調を維持するハイセン photo/Getty Images
ミリトンとアセンシオが離脱中
レアル・マドリードが新シーズンの開幕を前に、センターバックの人員不足という問題に直面している。『as』が報じた。
ジョゼ・モウリーニョが率いるチームには現在、5人のセンターバックがいるものの、開幕戦となるエスパニョール戦ではDFエデル・ミリトンとDFラウール・アセンシオが負傷のため欠場する見込みだ。これにより、起用可能なのはDFイブラヒマ・コナテ、DFディーン・ハイセン、DFアントニオ・リュディガーの3人となる。
ミリトンは昨季終盤から抱えていた左脚の大腿二頭筋の負傷による影響が続いており、現在もバルデベバスで個別トレーニングを行っている。過去にも大きな負傷を経験していることから、クラブは復帰を急がせない方針だ。
一方、アセンシオはプレシーズン中に右脚の大腿直筋を負傷。離脱期間は約6週間と見込まれており、復帰は9月中旬になる可能性が高い。
そのため、開幕戦では新加入のコナテが重要な役割を担うことになる。リバプールから加入したフランス代表DFは8月10日にチーム練習へ合流したばかりだが、開幕までに2週間と最後のプレシーズンマッチを残している。過去3シーズンはそれぞれ51試合、41試合、37試合に出場しており、安定したフィジカル面も期待されている。
ハイセンにも大きな期待がかかるだろう。昨季はチーム最多となる40試合に出場しており、すでにモウリーニョ監督から高い信頼を得ている。軽い負荷によってプレシーズンの初戦を欠場したものの、その後は復帰している。
もう一人の候補がリュディガーだ。昨季は膝の負傷によって出場機会を制限された時期があったが、現在は復調しており、フェレンツバロシュ戦では45分間プレイ。続くデポルティーボ戦でも先発した。豊富な経験を持つリュディガーは、今季も守備陣の中心を担う存在になりそうだ。
ただし、3人だけでシーズン序盤を乗り切るのはリスクが高い。そこで注目されるのが、プレシーズンでモウリーニョ監督の評価を高めているカンテラの2人だ。
DFジョアン・マルティネスとDFマリオ・リバスは、プレシーズン最初の2試合でともに先発。モウリーニョ監督から改善点を指摘されながらも、十分に可能性を示した。
特にマルティネスはバルデベバスで大きな期待を集めている若手で、「新たなセルヒオ・ラモス」とも評される逸材だ。プレシーズンでの成長ぶりを考えれば、必要に応じてトップチームへ昇格する最有力候補といえる。
リバスも負けていない。フェレンツバロシュ戦ではFWアレクシス・シリアのクロスに合わせ、トップチーム初ゴールを記録。
現状では、エスパニョールとの開幕戦に向けてセンターバックの選択肢は限られている。ただ、ミリトンとアセンシオの負傷は、同時にマルティネスやリバスといった若手にとって大きなチャンスでもある。果たしてモウリーニョは誰をスタメンに選ぶのだろうか。

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