バイエルンのジャマル・ムシアラ photo/Getty Images
プレシーズンにわずか3日間で2度倒れる
バイエルン・ミュンヘンが、ジャマル・ムシアラの復帰を急がない方針を固めた。プレシーズンの親善試合で2度にわたってピッチ上に倒れ込んだドイツ代表MFは、今週末に行われるシュトゥットガルトとのブンデスリーガ開幕戦を欠場する見通しとなった。
ドイツ『BILD』によると、ムシアラは15日のRBライプツィヒ戦、18日のハイデンハイム戦で相次いでピッチ上に倒れた。わずか数日の間に2度も同様の症状が現れたことから、バイエルンは慎重な対応を取っているという。
ムシアラ本人はその後、自身に短時間発生するものの治療可能な「欠神発作」があり、それが「神経機能障害」に起因するものだと説明。具体的な病名は明かしていないが、専門医の管理のもとで治療を受けながら、今後もサッカーを続ける意思を示している。
一方、今回の問題は最近になって初めて発覚したものではない。『BILD』によれば、バイエルンは昨季からムシアラの症状を把握していたという。マックス・エーベルル氏も、クラブにとっては数カ月にわたって向き合ってきた問題であり、現在は状況への理解が深まっていると説明している。
今回のプレシーズン中に起きた2度の発作については、治療内容の変更も関係しているようだ。同紙によると、ムシアラは薬の量を減らしていたが、その後に症状が再び現れたため、現在は投薬量を再び調整しているという。新たな薬の用量が安定するまでには一定の時間が必要とみられている。
それでも、現時点でムシアラのキャリア継続に支障があると判断されたわけではない。『BILD』は、担当する医師がムシアラに対し、スポーツとサッカーを続けることを認めていると伝えている。
バイエルンはすでに日曜日のスーパーカップでムシアラを起用せず、今回の決定によってブンデスリーガ開幕戦も欠場することになった。
同紙によると、ムシアラは現在個別トレーニングを行っており、今週中に段階的にチーム練習へ復帰する予定だという。シュトゥットガルト戦はまだ早すぎると判断されたものの、順調に調整が進めば、第2節のシャルケ戦でメンバー入りする可能性がある。
昨季は負傷による長期離脱も経験したムシアラにとって、今度は別の問題によってシーズン開幕から慎重な調整を強いられることになった。それでも、クラブは復帰を急がず、選手本人の健康を最優先にする姿勢を明確にしている。
2度の衝撃的な場面によって大きな心配を集めたムシアラだが、専門医のサポートを受けながらピッチへの復帰を目指している。バイエルンは焦ることなく、まずは治療とコンディションの安定を見守ることになりそうだ。

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