大相撲の小結・義ノ富士(伊勢ケ浜)が27日、茨城・水戸市のアダストリアみとアリーナで行われた夏巡業の朝稽古後に取材に応じ、「令和8年熊本地震」で被災した熊本・宇土市の実家が全壊と判定されたことを明かした。25日に保険会社の調査を受け、「(家族から)鉄骨がダメで全損という連絡が来た」という。

 義ノ富士は名古屋場所後に帰省し、外出中に地震に見舞われた。実家は窓が外れてドアも閉まらず、トイレも壊れた状態。今月2日に夏巡業初日に合流するまで電気も水道も止まったままだった。今回の全壊の判定を受け「一回崩して、建て直すと思います」と沈痛な面持ちだった。

 28日で地震発生から1か月を迎える。「長かったですね。(現地の状況は)ずっと気にしています」と故郷に思いをはせた。先場所は6勝9敗。秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)は三役から陥落が濃厚だが、「その次の場所が九州場所。三役戻って帰れたら一番いいのかなと思っています」と闘志を奮い立たせた。

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