SBを獲得したいがマンUにはお金がない…… マウント、ラッシ...の画像はこちら >>

厳しい財政状況に直面するキャリック監督 Photo/Getty Images

他のビッグクラブのような補強はできず

マンチェスター・ユナイテッドはブライトンからMFカルロス・バレバ獲得にこぎつけた。移籍金は総額で7000万ポンドほどと伝えられているが、一時は1億ポンドを超えるといわれたバレバがこの金額で獲得できたことは成功だったと言える。



今夏はMFユーリ・ティーレマンス、MFアンドレイ・サントスと中盤の補強に注力していたマンU。サイドバックの獲得にも動いていると言われており、ニューカッスルDFルイス・ホールに長期的な関心を示していたが、ニューカッスル側は売却を否定している。

バルセロナのアレハンドロ・バルデにも触手を伸ばしているようだが、バルサが希望する金額を払うことができず、ローン移籍を希望しているようだ。ラシン・サンタンデールの19歳DFホルヘ・サリナスに対し、1600万ユーロの契約解除条項を発動して獲得するという選択肢もあるようだ。なるべくお金をかけないように動いているようだが、マンUにはもう何千万ポンドもの支出をする余裕がないということでもある。

マンチェスター・シティやアーセナル、チェルシーやトッテナムが大型補強を敢行しているのに比べると、マンUの動きと支払い金額はおとなしい。これは今季に限ったことではなく、マンUの移籍金記録は2016年にポール・ポグバを呼び戻すためにユヴェントスに支払った8900万ポンドを未だに更新していない。

つまり、マンUはずっと金欠状態なのだ。オーナーのグレイザー家がクラブに莫大な借金を背負わせたこと。2013年以来プレミアリーグで優勝できていないことなどが財政的に足を引っ張っている。ジム・ラトクリフ卿が共同オーナーとなってからさまざまなコスト削減策が実施されてきたが、はっきりとした効果は現れておらず、まだマンUはライバルたちに財政面で遅れをとっているということができる。

給与体系にも問題があった。
選手たちにはチャンピオンズリーグの出場権を得た場合、自動的に給与が25%アップするという条項が付与されていた。昨季の結果によりCL出場権は得たが、この恩恵を受ける選手には、今では戦力外となりトルコへローン中のGKアンドレ・オナナや、負傷がちなMFメイソン・マウント、そもそも高給すぎると問題になっていたFWマーカス・ラッシュフォードらが含まれる。

もちろんCL出場によって追加収入が見込まれる面があり、財政問題を解決するにはCLとリーグ戦でそれぞれ結果を出していく必要もある。そのために補強が必要……、というループに陥ってしまうわけだが、彼らは今季どこまで財政状況を改善できるだろうか。

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