現代サッカーは審判も大変? プレイの高速化で審判もアスリート...の画像はこちら >>

審判は選手のペースについていかないといけない photo/Getty Images

90分上下動する運動量とスピードが求められる

現代サッカーは攻守の切り替えが早くなり、ゲームスピードはかなり高速化されている。これは選手たちの負担はもちろんだが、試合をコントロールする審判員たちにも負担になる。



英『BBC』は、審判員がどんどんアスリート化してきたと取り上げている。単に知識を付ければいいだけではなく、選手たちのプレイスピードに対応する必要があるのだ。

イングランドで審判員を務めるサム・アリソンは、世間の人々が思っているような環境ではないと語る。

「審判がこんなに多くの準備をしていたなんて、昔は知らなかった。今の我々はフルタイムでトレーニングしていて、1日に3回トレーニングメニューをこなすこともある。そうして週末のゲームに万全の体制で臨めるようにしているんだ。(世間で審判の仕事が理解されていないのは)おそらく認識不足、世間へ審判の情報を発信できていないところに理由があるのだろう」

「審判がただ試合にやってきて、試合を捌いて、そのまま家に帰るだけと思っていた昔の自分は無知だったね。我々は万全のトレーニングで準備し、万全の献身性、モチベーション、サポートネットワークを駆使し、最高の状態で試合に臨めるようにしている」

さらに近年は選手交代の枚数が3枚から5枚に増えた。これも審判にとっては負担増だ。後半からフレッシュな選手が続々とピッチに入ってくるのだから。

『Pro Ref』で審判員のフィジカルパフォーマンスマネージャーを務めるフランシス・バンスも、審判員のアスリート化を感じている1人だ。

「審判は着実に成長を続けていて、ピッチ上ではまさにアスリートのようだ。
審判の場合は選手たちより年上のことが多い。それは仕方のないことだ。例えばプレミアリーグの試合を担当する場合は経験すべきことが山ほどあるため、若い審判員を起用するのはリスクが大きいんだ。今の審判員はアスリートとして認められるべきであり、彼らにあれこれと意見を叫ぶ人々は選手たちの能力に一瞬たりともついていけないだろう」

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