レアル指揮官に復帰したモウリーニョ photo/Getty Images
モウリーニョの“変化”に疑いの声
約10年ぶりにレアル・マドリードへ復帰したジョゼ・モウリーニョが、かつてとは異なる姿を見せている。
記者会見では落ち着いた姿勢を見せ、試合中もベンチで感情を爆発させる場面が減った。
しかし、スペインメディア『MUNDODEPORTIVO』によると、スペインのラジオ番組『El Larguero』では、この変化を疑問視する声が上がった。
ジャーナリストのフリオ・プリド氏は、現在のモウリーニョについて「私は彼を信じていない」と断言。番組司会者のマヌ・カレーニョ氏も「信じていない人は列を作って待っている」と応じたという。
プリド氏が疑っているのは、モウリーニョが現在見せている“穏やかさ”が長続きするのかという点だ。
「彼は悪い流れになったときに、すべてが吹き飛ぶようなロードマップを持ってやって来た」
そう語ったプリド氏は、特にモウリーニョとメディアとの距離感に注目している。
復帰後のモウリーニョは、以前に比べて報道陣との関係を良好に保とうとしているように見える。しかしプリド氏は「どれくらい続くのか」と疑問を呈し、レアル・マドリードが敗れ始め、メディアから批判されるようになれば、その関係も変わると予測した。
そして、もう一つのポイントとして挙げたのが審判との関係だ。
モウリーニョはここ最近、審判団に対して信頼を示す発言をしているという。だがプリド氏は、その姿勢についても「レアル・マドリードに不利な判定が2つ起きたら、いつまで信頼し続けるのか」と指摘した。
つまり、現在のモウリーニョが本当に変わったのか、それともチームを取り巻く環境が良好な間だけ“新しいモウリーニョ”を演じているのか――という疑念だ。
レアル・マドリードでは、勝利している間はあらゆる問題が表面化しにくい。しかし、敗戦が続き、メディアから批判が集中し、さらに審判の判定がチームに不利に働けば、指揮官の本性が再び表れる可能性もある。
復帰直後は穏やかな姿を見せているモウリーニョ。果たして、その変化は本物なのか。今後の成績次第では、スペイン国内から早くも注目を集めている“新生モウリーニョ”の真価が問われることになりそうだ。

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