首都高速道路は2026年8月6日、湾岸線の「荒川湾岸橋」で進められている大規模修繕工事の現場を報道陣に公開しました。
荒川湾岸橋はその名のとおり荒川の最下流に架かる湾岸線の橋で、全長は840m。
しかし、1978年の開通から48年が経過し、海に近いため塩分の影響を受けやすく、塗膜の剥がれ、鋼材の腐食・破断などが想定以上に進行しているといいます。
首都高ではほかにも、老朽化した橋などを作り直す大規模更新事業が進められていますが、この橋は開通後、左右に国道357号とJR京葉線の橋が並行してできたため、作り直しが容易ではありません。1日16万台もの交通を止めるわけにもいかず、一つ一つの部材の塗装を剥がして、新たに塗装を施し直す「大規模修繕」で対応することとなりました。
ただ、約1700本にも及ぶというトラス部材を三次元的に組み合わせたシンボリックな構造こそが、この橋を維持管理するうえでの最大の“悩み”でもあります。
鋼材の腐食は水面に近い下の方ほど進行している傾向があるといいますが、点検路は橋の上方にしかなく、下の方の部材はロープで下りていくか、船から上がっていくしか点検ができないといいます。そのなかで部材を一つ一つ塗り替えていくため、橋の下には3層の吊り足場を設けます。
公開された現場は1径間(橋脚と橋脚のあいだの長さ)、約100mでしたが、「この1径間の足場の構築に8か月、塗装に8か月」(首都高速道路東京東局 大道裕紀工事・点検長)かかるといいます。これがぜんぶで7径間分あり、全体の半分だけで工期は7.5年、工費は110億円に上ります。
その現場は、水平に渡された部材と足場の下を身をかがめてくぐり抜け、3層の足場を階段でつないだ“超複雑なジャングルジム”のようになっています。もちろん走行荷重や風の影響を受けやすく、取材中も常に揺れていました。作業は金属片を高速で吹き付けるブラスト加工で塗膜を除去するため、カスなどが飛散しないよう、さらに足場をカバーで覆います。
塗替えの面積は、全体で17万平方メートルに及ぶそうです。さらに、後の維持管理をしやすくするため点検路と恒久足場を設けます。
もちろん、いつかは今回と同じように老朽化が問題となる可能性もありますが、「建設時よりも高耐久な塗料で生まれ変わるため、100年使える橋を目指す」(大道さん)ということです。

![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 昼夜兼用立体 ハーブ&ユーカリの香り 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Q-T7qhTGL._SL500_.jpg)
![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 就寝立体タイプ 無香料 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51pV-1+GeGL._SL500_.jpg)







![NHKラジオ ラジオビジネス英語 2024年 9月号 [雑誌] (NHKテキスト)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Ku32P5LhL._SL500_.jpg)
