リドリー・スコット監督最新作『ラスト・サバイバー』の予告編と日本版ポスターが公開された。
原作は、「史上最高のディストピア小説」のひとつとも称されるピーター・ヘラーのベストセラー小説『ドッグ・スターズ』(邦題:ラスト・サバイバー)。
公開された映像は、容赦のないディストピアの世界に息づく、張り詰めた“静”の描写から始まる。銃を構え、身を潜めながら周囲を警戒するヒッグの佇まいは、静かでありながらも息を呑む緊張感を纏っている。ところが一転、激しい爆発の炎に巻き込まれる衝撃的な展開へと移行する。緑豊かな自然や青々とした芝生の上で愛犬ジャスパーと無邪気に戯れる穏やかな情景と、すべてが荒れ果てた廃墟の街並みや焼き払われた荒野が交錯するように映し出され、荒涼とした世界観が浮き彫りになっていく。
後半では、静と動、陰と陽が複雑に入り混じりながら、本能をむき出しにした臨場感あふれる“動”のアクションへと加速する。フェイスペイントを施し、暗闇に紛れるバングリーが覗く暗視スコープに映る執拗な襲撃者たちの大群、容赦なく襲い来る凶暴な動物たち。そして馬で包囲される絶望的な状況下で、機体から身を乗り出しライフルで応戦する手に汗握る航空アクションなど、絶体絶命の危機が連続する。そうした極限状態の中、「外は、殺すか殺されるかだ」という冷徹な現実が突きつけられる。
『ブレードランナー』では暗く退廃的な近未来の街並みと哲学的なストーリーを描き、『オデッセイ』では果てしないオレンジ色の砂漠を舞台に、ポジティブで圧倒的なスケール感のサバイバルを活写するなど、これまで「静」と「動」の傑作を世に送り出してきたスコット監督。88歳にして決して絶望では終わらない希望を描いた本作に対し、海外の主要メディアからはすでに、「終末後の世界を舞台にしながら、本作が描くのは世界のスペクタクルではなく、その後を生きる人間の心情だ。同ジャンルの作品とは一線を画すものになる」との評価も寄せられており、“この夏見るべき作品”として世界中から大きな期待が集まっている。
映画『ラスト・サバイバー』予告編
<作品情報>
『ラスト・サバイバー』
8月28日(金)公開
公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/last-survivor
(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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