夏の高校野球、大阪大会が開幕した。激戦区の頂点を目指す戦いが始まっている。
最大の焦点は、大阪桐蔭が史上初の3度目の春夏連覇に挑むことだ。今春の選抜大会を制した王者が、前人未到の記録へ動き出す。
ただし、その道のりは平坦ではない。
大阪桐蔭3度目の春夏連覇へ
大阪桐蔭は3月の選抜決勝で智弁学園を7-3で下し、4年ぶり5度目の春を制した。夏も勝てば、2012年、2018年に続く3度目の春夏連覇となる。
2度の春夏連覇は高校野球史上で同校だけが成し遂げた偉業であり、3度目となれば前人未到の領域だ。
初戦は7月15日。夏の大阪大会にはシード校として2回戦から登場する。
まずは地元・大阪を勝ち抜くことが、連覇への第一歩となる。
立ちはだかる大阪の壁
大阪大会を抜けること自体が容易ではない。
今春の春季大阪大会でも、大阪桐蔭は準決勝で関大北陽に1-2で敗れている。
さらに象徴的なのが昨夏だ。大阪大会の決勝まで進みながら、東大阪大柏原に5-6で敗れた。延長10回タイブレークの末の惜敗で、甲子園出場を逃している。
全国有数の激戦区である大阪では、王者といえども一つのミスが命取りになる。強豪ひしめく地でまず結果を残さなければ、春夏連覇の舞台には立てない。
注目が集まる強豪校
上位進出をうかがう有力校も多い。
今春の大阪大会を10年ぶりに制した履正社は、序盤から激戦ブロックに入った。
春季大阪大会で大阪桐蔭を破った関大北陽も勢いに乗る。
さらに見逃せないのが、昨夏の大阪王者・東大阪大柏原。今年はノーシードからの挑戦だが、大阪桐蔭を撃破した実力は疑いようがない。
激戦区・大阪の頂点に立ち、聖地・甲子園への切符をつかむのはどこか。大阪の頂点を懸けた戦いは、すでに始まっている。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部



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