90年代〜00年代の芸能ニュースや懐かしの流行を考察!

5

ナレーション削除、エンディング変更…『ブレードランナー』の謎を深めたディレクターズカット版

2017年11月13日 12時00分

ライター情報:死亡遊戯

『ブレードランナー』(※写真はAmazonより)

[拡大写真]

SF映画に重要なのはリアルよりリアリティだ。

35年ぶりの続編として公開中の『ブレードランナー2049』(製作総指揮:リドリー・スコット、監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)を観ながらそう思った。科学技術的にどうこうよりも、「あぁこれ近いうちに実現しそうだよなぁ」と観客に納得させられたら、ストーリーの説得力も格段に増す。

妙なリアリティがある未来描写


例えば、82年公開の前作でも登場していたブレードランナーたちが乗るスピナー(飛翔能力を備えた自動車)に、今作は“パイロット・フィッシュ”と呼ばれる人工知能付きのドローンのような飛行物体が付属している。運転手が車から離れた際、周辺を撮影したり見張ることも可能な便利すぎる機能を次々に披露。「あれ欲しいな」なんつってどこかの自動車メーカーで開発していても驚かない違和感のなさだ。

さらにブレードランナーのK(ライアン・ゴズリング)は、自室でユーザーの生活スタイルや好みを分析し会話相手になったり、音楽を選択し再生するAI搭載のホームオートメーションシステムを使っている。
つまり若い美女(アナ・デ・アルマス)のホログラフィーが部屋の中を動き回り応対し、実際に彼女と生活しているような気分を味わえるわけだ。毎日裸エプロンでも大丈夫。このシステムは独身男の恋人であり、妻の役割を果たす。

我々がプレイステーションVRで遊んでいる現代だからこそ「30年後には普通にこういうのありそうだな」と思わせてくれる仕掛けの数々。

ライター情報: 死亡遊戯

79年生まれ。デザイナー兼ライター。プロ野球、プロレス、サッカー、映画、おネエちゃん、昭和に平成。なんでも書くストロングスタイルを標榜。現役巨人ファン。

URL:Twitter:@shibouyuugi

コメント 5

  • 匿名さん 通報

    ディレクターズカット版、コソ泥のように逃げるラストシーン、矮小な感じで好きじゃない。

    1
  • 匿名さん 通報

    ハリウッドもリメイクや続編が増えてるね。

    1
  • 匿名さん 通報

    ビデオ買った人にDVDを売りつけるための戦略ですな

    1
  • 匿名さん 通報

    初めて見たのは1984年の名画座だった。あの唐突に白っちゃけた明るさで終わるエンディングが好きじゃなくて、ディレクターズ・カット版が一番好きだったな。早く2049も見にいかなきゃ。

    1
  • 匿名さん 通報

    ランボーは1作目で死んでしまうバージョンも制作されたのやけど、これは金が無かったのでカット版で違う物を作りたかったのではないかな。

    0
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!