昨季まで2年連続でサイ・ヤング賞に輝き、タイガースからドジャースに移籍したT・スクバル投手(29)が3日(日本時間4日)、敵地・カブス戦を前に移籍後初めて取材に応じ、“カメレオン宣言”をした。スクバルは「自分が『最後のピース』なんて言うつもりはありません。

このチームは僕がいなくても十分強い。だから僕はカメレオンのように自然にチームへ溶け込みたい。彼らには勝つためのレシピがある」と、意気込んだ。

 史上3球団目となるWS3連覇を期すドジャースにとっては強力な援軍は「僕はワールドシリーズを勝ったことがありません。だからベテランたちから学びたい。毎日の準備やルーチンも全部見て学びたい。ブルペンの入り方、キャッチボール、試合への準備……みんなを観察すると思います(笑)。『変なやつだな』と思われるかもしれませんが、全部勉強なんです。それが本当に楽しみです」と謙虚に話した。

 会見室には報道陣が殺到した。壁に設置されたイスの前を囲むようにして行われた取材では、約30人の記者がビッチリと集まり、テレビカメラ7台も設置されるなど、注目度の高さを表した。スクバルは心境について、「ここに来られたことにとてもワクワクしています。

このチームの選手たちと一緒に戦えることが楽しみです」と話した。

 スクバルは正式発表された前日2日(同3日)の本拠地・レッドソックス戦の試合中にチームに合流。試合中の3回表にはユニホーム姿でベンチに現れ、ロバーツ監督と談笑。熱い抱擁を交わした。また、球団公式SNSでは本拠地入りの様子を公開し、4度のMVPを誇る大谷翔平投手もスクバルを見つけるや笑顔で近寄ってハグを交わし、夢の共演となった。山本由伸とも抱擁し、ナインは一様に新加入左腕を歓迎した。翌4日(同5日)の敵地・カブス2戦目に先発を予定している。

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