第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕)の出場49校による甲子園練習は3日に最終日を迎え、優勝候補の横浜(神奈川)など9校が参加した。横浜は初戦となる第6日(10日)の第2試合で昨夏の覇者・沖縄尚学と激突。

最速157キロの今秋ドラフト1位候補右腕・織田翔希投手は、同じくプロ注目の最速150キロ左腕・末吉良丞(りょうすけ)投手(ともに3年)との投げ合いが注目される中、「自分たちがやるべきことは変わらない」と不変を貫いて準備を進めることを明かした。

 何度立っても、やはり甲子園は特別だった。横浜・織田は4季連続となる聖地のマウンドの感触を確かめながら、右腕を振り抜いた。「いつ来ても、何回来ても初心に戻れる。本当に原点であり、思い出の場所なので、そういった気持ちでマウンドに上がるようにしました」と振り返った。

 初戦の相手が昨夏覇者の沖縄尚学に決まった。V候補がいきなり激突し、同じ1番を背負う末吉との投げ合いにも注目が集まることは必至。それでも織田は「どこが来ようと、自分たちがやるべきことは変わらないというのはチームでも言っていますし、自分もすごくそう思っている。しっかりと打者を見つつ自分らしく投球したい」と“不変”を貫いて大事な初戦に臨む。

 両校の対戦は昨春センバツの2回戦以来。その際は横浜が8―7で勝利しているが、夏の甲子園では初めてだ。横浜の村田浩明監督(40)は、末吉を「パワー系。

あんな太ももしている子は見たことない」と警戒しつつ、「この世代を引っ張ってきた投手たちが投げ合うのは、もう最高に皆さんが楽しまれることだと思う。相手をリスペクトしながら、最高の試合をしたい」と心待ちにした。

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