
駅とその周辺でみつけた「吉里吉里」関連看板
以前、コネタでも、栃木県にあったという「大金いかんべ共和国」について、ちょっと触れました。
およそ20年ほど前、井上ひさし氏の小説「吉里吉里人」をきっかけに、地方自治体が、いわば町おこしの旗印として独立国家を宣言。
当時200ほどもあった独立国家は今ではすっかり影をひそめ、訪れてみると、ほんのりと当時の痕跡を残しているだけであることが多いようです。
そのブームのまさに走りである「吉里吉里(きりきり)」という町に行ってみました。
夕方、そろそろ日が暮れる頃に到着。駅前はひっそりと静まり返っていて、人の気配がほとんどありません。
駅は無人化されていて、明かりがついてはいましたが、待合室には入れず。うっ、目の前にスタンプが置いてあるのに、押せないなんて〜。
仕方が無いので、あちこち写真を撮って歩きます。そもそもこの「吉里吉里」という名前は、アイヌ語で「白い砂浜」を意味するのだそうで。そういえば、海も近いんですよね。駅前に吉里吉里ビーチの案内などもありました。
「国家」としての痕跡は、ちらほらと「ようこそ吉里吉里国へ」などと書かれた看板などにありましたし、割と新しい「吉里吉里国家認定店」なんて幟も立てられていたりして。
独立国じゃなかったとしても、「吉里吉里」と書いて「きりきり」と読む駅名は珍しいし、ユニークだよね。残念ながら駅の切符は買えないけれど、町内にコンビニが一軒あって、買い物したら、店名が「吉里吉里店」。アタリマエといえばアタリマエなんだけれど、ちょっと嬉しくなってしまいました。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
およそ20年ほど前、井上ひさし氏の小説「吉里吉里人」をきっかけに、地方自治体が、いわば町おこしの旗印として独立国家を宣言。
独自に観光のための政策を作ったり、国家同士のサミットなどを行ったりと、ちょっぴりママゴトっぽいけど大真面目に頑張っていたのでした。
当時200ほどもあった独立国家は今ではすっかり影をひそめ、訪れてみると、ほんのりと当時の痕跡を残しているだけであることが多いようです。
そのブームのまさに走りである「吉里吉里(きりきり)」という町に行ってみました。
夕方、そろそろ日が暮れる頃に到着。駅前はひっそりと静まり返っていて、人の気配がほとんどありません。
駅は無人化されていて、明かりがついてはいましたが、待合室には入れず。うっ、目の前にスタンプが置いてあるのに、押せないなんて〜。
仕方が無いので、あちこち写真を撮って歩きます。そもそもこの「吉里吉里」という名前は、アイヌ語で「白い砂浜」を意味するのだそうで。そういえば、海も近いんですよね。駅前に吉里吉里ビーチの案内などもありました。
「国家」としての痕跡は、ちらほらと「ようこそ吉里吉里国へ」などと書かれた看板などにありましたし、割と新しい「吉里吉里国家認定店」なんて幟も立てられていたりして。
イベントなどはもうほとんど無いみたいですが、静かにまだ地元には息づいている感じがしました。
独立国じゃなかったとしても、「吉里吉里」と書いて「きりきり」と読む駅名は珍しいし、ユニークだよね。残念ながら駅の切符は買えないけれど、町内にコンビニが一軒あって、買い物したら、店名が「吉里吉里店」。アタリマエといえばアタリマエなんだけれど、ちょっと嬉しくなってしまいました。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
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