11月17日から12月3日まで明治神宮外苑で行われている「いちょう祭り」に、“シースルートイレ”が設置されている。
マジックミラー加工がされていて、内側からみると外が丸見え。
リクシルの担当者いわく、「世界トイレの日(11月19日)を機に、グローバルな衛生問題を広く知ってもらうために設置しました」とのこと。実際に、開発途上国では、安全で衛生的なトイレの不足によって多くの人が劣悪な衛生環境での生活を余儀なくされている。その数はおよそ23億人にも上り、そのうち日常的に屋外で排泄をしている人は約9億人もいるという。リクシルでは、このシースルートイレを設置することで、“プライバシーがない場所で排泄する”ということを体感してもらい、衛生課題への理解を深めてもらうことを目的としている。
シースルートイレはこれまでにニューヨークやイギリス、インドなどでも展示され、国境を越えて多くの人々に衛生課題についてアピールしてきた。なかでもイギリスの大型野外ロックフェスティバル「グラストンベリー」(※日本でいう、フジロックフェスティバルくらいの規模)では、実際に“使用できる”シースルートイレが設置され、長蛇の列を作ったり、現地メディアでも取り上げられるほど大きな話題となったという。
このトイレは「いちょう祭り」の開催期間中、リクシルのブースにて展示されている。誰でも気軽に入ることができるので、シースルートイレの非日常的な空間を体験してみてはいかがだろうか。

マジックミラー加工がされていて、内側からみると外が丸見え。
外からも目を凝らせばトイレのなかが透けて見えてしまう。実際に使用することはできないのだが、一体なぜこのようなトイレを展示しているのか。このブースを開いているLIXIL(リクシル)の広報担当者に話を聞いてみた。

世界の衛生問題を知るきっかけに
リクシルの担当者いわく、「世界トイレの日(11月19日)を機に、グローバルな衛生問題を広く知ってもらうために設置しました」とのこと。実際に、開発途上国では、安全で衛生的なトイレの不足によって多くの人が劣悪な衛生環境での生活を余儀なくされている。その数はおよそ23億人にも上り、そのうち日常的に屋外で排泄をしている人は約9億人もいるという。リクシルでは、このシースルートイレを設置することで、“プライバシーがない場所で排泄する”ということを体感してもらい、衛生課題への理解を深めてもらうことを目的としている。
実際にトイレとして使われたことも

シースルートイレはこれまでにニューヨークやイギリス、インドなどでも展示され、国境を越えて多くの人々に衛生課題についてアピールしてきた。なかでもイギリスの大型野外ロックフェスティバル「グラストンベリー」(※日本でいう、フジロックフェスティバルくらいの規模)では、実際に“使用できる”シースルートイレが設置され、長蛇の列を作ったり、現地メディアでも取り上げられるほど大きな話題となったという。
このトイレは「いちょう祭り」の開催期間中、リクシルのブースにて展示されている。誰でも気軽に入ることができるので、シースルートイレの非日常的な空間を体験してみてはいかがだろうか。

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