お目当ては、映画の主題歌を歌う関ジャニ∞。今年の24時間テレビのパーソナリティにも決まり、今年グイグイきている彼らです。4月から、3ヶ月連続のシングルリリースラッシュがスタート。第一段は、「T.W.L」「イエローパンジーストリート」の両A面。ゆずの北川悠仁書き下ろしの「T.W.L」は、発売2ヶ月前からアニメ「クレヨンしんちゃん」のオープニング曲となっていて、関ジャニ∞の歌声にあわせて動くしんちゃんがあまりにもかわいくて、私も発売前に興奮レビューを書いたものです。「イエローパンジーストリート」は、映画のテーマソング。曲名を略して「Y.P.S」と表記したものを逆から読むと「スパイ」になるという映画にひっかけたコネタもあるのです。
関ジャニ∞のメンバー村上信五、大倉忠義のふたりは声優として登場。チョイ役かと思いきや、ジャガーとマッシュという名前の、関西弁でかなりキャラの濃い役としてガッツリ! 村上くんはおもしろいほどいつものまんまで、普段シュッとした正統派イケメンの大倉くんは、かなり意外なヘナチョコ声を発していてとっても新鮮で笑えます。映画主題歌の「イエローパンジーストリート」だけでなく「T.W.L」も流れて、関ジャニ∞ファンにはたまらない!
映画のストーリーはというと。ヘーデルナ王国のヘガデル博士が開発した、食べるとオナラが出る「メガヘデル」という芋ようかんのような秘密兵器。
関ジャニ∞キッカケでしんちゃんの魅力にハマった私ですが、逆に、しんちゃんファンにも是非関ジャニ∞をおすすめしたい。映画はもちろんのこと、この両A面シングルでもしんちゃんと関ジャニ∞がコラボ! かわいくってたまらないのです。
とにかくキャイキャイできるのが、「T.W.L」のプロモーションビデオ。合成映像をつくるための“グリーンバック”を多用し、アニメと映像が入り交じったファンタジーすぎるできあがりなのです。T.W.L=タオルをふりまわすしんちゃんとメンバーが絡みに絡みまくって超カワイイ!
しんちゃんの世界に飛び込んだ関ジャニ∞メンバーは、こんな人たちに変身しています。
渋谷すばる……おケツにピストルを隠したスナイパー!
錦戸亮……スケボーを自在にあやつる俊速スケーター!
丸山隆平……拳で岩をかち割る力持ち!
安田章大……空飛ぶスーパーマン!
大倉忠義……口から火を噴くファイヤーマン!
村上信五……雷を落として風を起こして鉄の扉をこじ開ける、すごい人!
横山裕……特製メガネで透視ができちゃうスケルトンマン!
こんなラインナップを観ただけでもワクワクしませんか? グリーンバックの使い方が新しく、背景だけでなく、A2サイズくらいののグリーンパネルを持ちながら動きまわったり、もっと小さな手のひらサイズのグリーンパネルを小道具にしたりと、かなり変わった手法をたくさん取り入れています。
しんちゃんと横山くんが気持ち良さそうにおケツをスリスリ合わせたり、しんちゃんがちょっとエッチな顔で耳に息を吹きかけると大倉くんがイヤーンと悶絶したり。
曲の最初と最後、そしていちばん盛り上がるところではかならずしんちゃんが登場して、キメポーズやケツだけ星人でおいしいとこどりしていくので、しんちゃんファンも頷ける内容のはず。PVのために書き下ろされたメンバーのイラストも登場して、それが似てないようで結構似ていてとってもキュート。亮ちゃんの独特のニヤリ顔と、丸山くんの口元のホクロまでしっかり描かれているのが個人的にツボ!
まだまだ絶賛上映中の映画を観て、帰りにCDショップで「T.W.L/イエローパンジーストリート」を買い、しんちゃんと関ジャニ∞のコラボを楽しむ一日ってのもアリだと思うゾ!(夏トマト)