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おわり(泣)「けものフレンズ」福原P絶賛「たつき君、本当にすごいな!」

2017年3月29日 10時00分 ライター情報:丸本大輔
大好評の中、最終回を迎えたばかりのアニメ「けものフレンズ」
制作スタジオ「ヤオヨロズ」の取締役で、アニメーションプロデューサーも務める福原慶匡インタビューの後編では、人気の秘密も探っていく。
(前編はこちら
福原プロデューサー
福原慶匡(ふくはらよしただ)。4月から放送の「ラブ米(ラブコメ)」では総合プロデューサーを担当。「お米を擬人化した作品で、『けものフレンズ』ではやらなかったメタやパロディがいっぱいです(笑)」(福原)

疲れている大人も癒される作品を目指した


──「けものフレンズ」を作る上で、「こういう作品にしたい」といった全体的な方針のようなものはありましたか?
福原 夕方とかに放送したら、大人も子供も観てもらえるような作品にしたいと思っていました。そういうアニメって、今はあまり無いですよね。そう考えた時に思い浮かんだのは「アイカツ!」なんです。僕が「アイカツ!」を好きな理由って、観ているとすごく癒されるというか。娘を見ているような感じになるんですよね。(主人公の)いちごちゃんに対するやましい気持ちとかは全然無くて(笑)。遠くからほんわかとした気持ちで見守る感じ。
──いちごちゃんたちが頑張っている姿を見られるだけで、幸せになりますよね!
福原 そうそう! 観ていて、どんどん自分の心が洗われていく感じがすごく良いんです。「けものフレンズ」も、頑張って働いて疲れている大人も癒される作品にしたいというテーマは、かなり初期からあって。そこはクリアできていると思います。しかも、たつき君が深みや苦味も加えてくれて。本当にすごく良い作品になっていると感じています。
──作品の深みを楽しむという点では、「考察班」と呼ばれるファンの存在も大きいですよね。フレンズの細かな仕草と動物の生態の類似点や、隠された伏線を見つけてはSNSなどに投稿することで、作品の人気や注目度がさらに高まりました。
福原 「けものフレンズ」を観てくれているお客さんは、本当に頭が良いですよね。僕ら製作委員会の人間よりも、よっぽどしっかりした目で観てくれていると思います(笑)。それに、たつきくんも非常にファンを信頼した作り方をしているんですよね。例えば、伏線的なものを仕込む時も、誰もが気づくくらい簡単では面白く無いけれど、難しすぎると誰にも気づかれないわけで。たいていの人は、気づかれないのが怖いから、つい分かりやすくしてしまうんです。でも、たつき君は、一流料亭の料理人が、舌の肥えたお客さんなら塩や出汁だけでも美味しさを分かってくれると信じているみたいに、「ちゃんと分かるお客さんがいるから大丈夫」と信じていられるんです。むしろ、僕ら委員会の人間が「こんな薄味で大丈夫!? もっといろいろ入れたほうが良いんじゃない!?」って不安になってる(笑)。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

コメント 10

  • 匿名さん 通報

    たつきを信じた。

    36
  • 匿名さん 通報

    低予算での完走、お疲れ様でした。

    31
  • 匿名さん 通報

    正直今年No1アニメだった。王道なのに斬新だった。11話は特に引き込まれた。続編楽しみ。ゲームもやってみたかった。

    30
  • 匿名さん 通報

    乙であります!

    26
  • 匿名さん 通報

    本当に素晴らしいアニメを有難うございました。

    22
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