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蝶野正洋が腰の低いMCぶりで本音を引き出す「オレの激闘!ベスト5」“犬猿の仲”越中詩郎とも遂に対峙

2017年12月1日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
月~木の帯で『バラいろダンディ』(TOKYO MX)のMCを務める蝶野正洋の姿を見ると、隔世の感がある。「黒いカリスマ」に変身する以前の蝶野は、決して言葉で主張するタイプの選手ではなかったからだ。

そういえば、橋本真也からの紹介で89年にテレフォンョッキングへ出演した蝶野は、終始無言を貫き通していたと記憶している。99年発売のムック『悶絶! プロレス秘宝館vol.3』(シンコー・ミュージック)は、この時の蝶野の様子を以下のようにリポートする。
「たまに口を開いても『喋る方、得意じゃないんで』『ちょっと思いつかないッスねえ』『ちょっとわかんないッスね』『いえ』を繰り返すだけのネガティブファイトぶりなのだ」
「しょうがないから『笑うと日野皓正さんに似てますね』などとタモさんが適当にいじって場をもたせる」

仕切りながらもいじられる現在の蝶野の姿を見れば、基本的なスタイルが変わっていないことは察せられるが、安心感はあの頃とケタ違い。マット界からテレビ界へ進出した人材は数多いものの、これほどまでバラエティ対応スキルを見せたのは高田延彦と蝶野の2人だけだろう。

「藤波、木村、越中は一番嫌いな先輩だった」(蝶野)


CS「テレ朝チャンネル2」にて放送中『ワールドプロレスリング オレの激闘! ベスト5』をご存知だろうか?
『ワールドプロレスリング オレの激闘! ベスト5』ホームページから

毎回、ゲストとして招かれたレジェンドレスラーが自らのベストマッチ5試合を選び、当時の心境、思い出、今だから話せることなどを、試合映像を観ながら振り返る特別プログラム。司会を務めるのは蝶野正洋だ。

この番組、特に“昭和新日”を愛するファンにとってはとてつもなく面白い内容になっている。まず、リング上の対立構造を抜きにし、選手がプライベートそのままのテンションで口を開いているのがレア。だからこそ、本音がポロッとこぼれ落ちてしまうのだ。

どんな本音が出たか? それをご紹介するに絶好なのは、第一回の「蝶野正洋編」だ。
この日はMCが自らの歴史を振り返るため、変則形式として「プロレスTODAY」編集長の柴田惣一が聞き手としてゲスト出演した。実況席に座る柴田や辻よしなり相手に「黒いカリスマ」として傍若無人な態度を貫いていた蝶野だが、この回のオープニングは両者のこんなトークからスタートする。

蝶野 柴田さんとは本当に……
柴田 長いですよね。
蝶野 必ず、試合の後は夜飲みに行ったりっていうイメージしかなかったですけど。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

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