政府は、2020年に新築住宅の過半数をZEHとする目標を掲げ、大手ハウスメーカーだけでなく、地場の工務店や建築設計事務所などのビルダーへも推進強化を求めている。
このため、ZEHビルダーの納得住宅工房は、環境に配慮し快適なZEHを適正な金額で提供することを目的に、また鈴与商事は、断熱性能向上や一次エネルギー消費量削減、太陽光発電設備の導入など、エネルギーソリューションサービスを取引先工務店に提案することを目的に、両社共同でのZEHモデルハウスを建設する。
このモデルハウスは、掛川市城西に納得住宅工房がCASAVIVACE仕様(2階建て木造軸組工法、延床面積118m2)にて建設し、鈴与商事がコンサルタントしたZEHパッケージ(太陽光発電設備・HEMS・高効率給湯器・エアコン・断熱材・サッシ・蓄電池)を設置する。
なお、完成後は、両社がZEHの有用性を顧客に案内する場として共同利用し、その後平成31年12月以降に一般顧客へ販売する予定という。
今後の取り組みとして納得住宅工房は、ZEHの普及につながる高品質な「ZEH×デザイン力」パッケージの拡販を目指す。また鈴与商事は、ZEHのメリットを多くの人に広めるほか、ZEHの普及につながる高品質な「ZEHパッケージ」の拡販を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)