ベトナム北東部タイグエン省に暮らすリー・チャネルさん(23歳)とチェン・ケオさん(24歳)は結婚して7か月になる新婚カップルで、リーさんは現在妊娠3か月だ。これから増える家族を楽しみに幸せに暮らしていくことを願っていたはずのリーさんだったが、夫チェンさんの挙動が不審なことに気付いた。
度々数時間、姿を消すチェンさんを怪しんだリーさんは友人女性4人と夫を尾行した。モーテルで若い女と浮気を楽しんでいたチェンさんを発見したリーさんは、夫に復讐するのではなく相手の女性を友人らと羽交い絞めにし、下着を脱がして局部に200,000スコヴィル値という激辛の唐辛子を詰め込むというとんでもない復讐に出た。
ベトナムのソーシャルウェブサイト『We25』には、リーさんと友人らがSNSに投稿した写真が掲載されている。一部画像は加工されているが、あられもない姿のまま頭や腕、脚を数人に押さえつけられている愛人女性の姿の側に、ビニール袋に入った大量の唐辛子がシーツに散らばっている写真は、浮気現場の壮絶さを物語っている。
しかしこの写真には「なぜ、夫をターゲットにしないのか」という多くの批判があり、リーさんはこのように反論した。
「夫が浮気をしたら、どうやって私や生まれてくる子供を思いやれるというの? 浮気をする原因となったのは女で、あの女が私たちの家庭を壊したのよ。妻は夫の浮気を許すことができるけど、浮気をされたことは絶対に忘れないものよ。嫉妬というのはとてもつらいものなの。
今回、テックインサイトはリーさんに直接取材を試みたが、残念ながら回答を得ることはできなかった。
なお警察によると、現在は唐辛子被害に遭った女性からの訴えはないようだが、今後リーさんが逮捕されるようなことがあれば罰金支払い命令が下されるだろうということだ。地方検事事務所のギアン・ホン=タン弁護士は「もし唐辛子が女性の生殖器になんらかの傷を与えたことがわかれば、リーさんは2,000,000ドン(約1万円)から3,000,000ドン(約1万5,000円)の罰金を支払わなければならないでしょう」と話している。
このニュースを知った人々は「うわ、辛そう」「やっぱり女よりも夫に罰を与えるべき。
画像は『Ly Chanel 2017年7月16日付Facebook「• Phụ nữ dễ tha thứ nhưng lại không bao giờ quên」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)