英ヘンリー王子(33)と昨年から交際しているのは、すでに一度の離婚経験があるアメリカ人女優メーガン・マークル(36)だ。「2人の婚約が近い」「いやすでに婚約済みか」と噂される中、意外と多いとされる英王室の作法やしきたりを王子本人がメーガンに優しく教えているという。


なにも知らぬまま英王室に嫁いだうえ、夫チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫もあって、困惑しきりだったという故ダイアナ妃。結婚生活は破綻しダイアナ妃は複数の男性と恋仲になり、最後は男性に会うため訪問していたフランスで交通事故死した。

そのような苦い経緯もあり、ダイアナ妃と皇太子の息子、ウィリアム王子の妻として王室入りしたキャサリン妃はずいぶん大事に扱われたとのこと。ウィリアム王子の弟ヘンリー王子の恋人メーガン・マークルについても、キャサリン妃と同じように王室で大事に扱われるはずだ。

そんなメーガンだが、女優業については11月下旬にも契約期間が満了になるそうだ。またエリザベス女王がメーガンに会い気に入ったこともあり「すでに結婚は決まっているのだろう」とも囁かれているが、ヘンリー王子との結婚によってメーガンの人生はガラリと変わることになる。
王室専門家(Katie Nicholl)はメディアにこう語っている。

「メーガンがどんなにビクビクしてしまうことか。それをヘンリー王子はよく理解しています。ですが、王室年長者らと会ってもリラックスしてほしい―王子はそう願っているんですよ。」
「ヘンリー王子は“エリザベス女王とどんな風に話せばいいか”、また“女王の前でどう振る舞うべきか”をメーガンにきちんと教えるでしょう。」

ちなみにヘンリー王子らは祖母であるエリザベス女王を「Granny(おばあちゃん)」と呼ぶのだそう。しかしキャサリン妃は“義理の祖母”を「ma’am(女王様)」と呼んでいる。それらしきたりのほか、王室マナーなどについてもメーガンが覚えるべきことは少なくないと見られている。


しかし自分で稼いできたメーガンにとって、「こうして」「ああして」と指図されるのは苦痛だろうと心配する声もある。だが今は王子との恋も公表し、彼に寄り添う姿は幸せそのもの。離婚も含め辛い思いをしてきたからこそ、また自立して生きてきたからこそ、余計に“王子に守られついて行く立場”にメーガンは心地よさを感じているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)