(台北 16日 中央社)蔡英文総統は14日、野村総合研究所のリチャード・クー(辜朝明)主席研究員らと会談し、台湾の経済や金融政策などについて意見交換を行った。

蔡総統は、長年にわたって世界経済を研究してきたクー氏の見解は、多くの国の政府が参考にしてきたと指摘。
過去に自身の依頼でクー氏が行ったアベノミクスがテーマの講演は、今でも深く印象に残っていると称賛した。

クー氏の父親は台湾独立派として知られる辜寛敏氏で、台湾政財界の重鎮だった故・辜振甫氏は伯父にあたる。

(葉素萍/編集:杉野浩司)