『魔導具師ダリヤはうつむかない』のネタバレ&あらすじ徹底解説

今回記事でご紹介するのは小説家になろうで連載されている異世界転生ファンタジー、『魔導具師ダリヤはうつむかない』(甘岸久弥)のあらすじです。

単行本はMFブックス(KADOKAWA)より発売、タイトルは『魔導具師ダリヤはうつむかない 〜今日から自由な職人ライフ〜』に改題されています。

漫画版は釜田の『月刊コンプエース』版と住川惠の『MAGCOMI』版(現在は『月刊コミックガーデン』に移籍。)

上記連載版の2作が存在しほぼ同時期に連載スタート

2024年7月にはテレビアニメが放送予定です。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『魔導具師ダリヤはうつむかない』のあらすじ

舞台は異世界、交易と魔法技術で繫栄するオルディネ王国。

王都で暮らすダリヤ・ロセッティには人に言えない秘密があります。

それは彼女の前世が職場のデスクで俯いたまま過労死した日本人であること。

苦い記憶を引き継いで転生したダリヤは、愛する人と結婚し幸せな家庭を築く将来を夢見て、婚約中から夫を立てる良い妻であろうと努力してきました。

出典:アニメ「魔導具師ダリヤはうつむかない」公式サイト

されど現実は上手くいかず、亡き父の弟子に当たる婚約者トビアス・オルランドから、挙式前日に一方的に婚約破棄されます。

実はトビアスは長い間浮気しており、ダリヤがそれに気付かないのを幸いと、新しい女の家に入り浸っていたのでした。

婚約者の裏切りにショックをうけるダリヤですが、この一件がきっかけで誰かに依存する人生の虚しさを悟り、やり直しを図ります。

周囲の助けを借りてトビアスと縁を切ったのち、ダリヤは大好きな魔導具作りに生涯を捧げることを決心。

前にも増して仕事に打ち込み、数々の傑作を作り上げ、遂にはロセッティ商会を起ち上げます。

ある日のこと、魔導具の素材採取に森におもむいたダリヤ。

そこへ突如として深手を負った男が転がり込んできました。

彼の正体は王国騎士団魔物討伐部隊の一員、「赤鎧のヴォルフ」ことヴォルフレード・スカルファロットでした。

道に迷ったヴォルフをダリヤは介抱し、その際に兜の下の素顔を知ります。

ヴォルフは金髪金瞳の凄まじい美青年でしたが、容姿が原因で人間関係に軋轢が生じる経験を繰り返し、自分の顔にコンプレックスを持っていたのです。

ヴォルフの悩みを聞いたダリヤは一計を案じ、特徴的な瞳を隠す魔導具(色付きメガネ)を制作。

メガネを贈られたヴォルフはダリヤに感謝し、自分の容姿や家柄に頓着しない彼女に好意を持ちました。

以来ダリヤとヴォルフは友人となり、魔導具談義に花を咲かせます。

しかし平和な日々は長く続かず、ロセッティ商会の評判を快く思わない者たちが動き出し……。

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